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再びの救急搬送と入院

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

昨日は、母からのヘルプ要請に応じて、電話から40分で家を出ました。
自分の準備をし、次男に手伝ってもらいながらお洗濯物を干し、本当にバタバタでした。
それでも実家に着いたのは11時半近く、もう少し近ければと毎回のことながら思います。
でも以前はもっともっと遠方にいたのですからね、2時間ほどで駆けつけられるのはまだよいと思わなくては。

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実家に到着してみると、母はダイニングチェアに座っていました。
横になっていなくて大丈夫なの?と尋ねると、横になってしまうと、起き上がるときに息ができないほど苦しいからと言います。
ただ座っているところだけを見ていると、それほど痛そうにも見えないのですけれど、わずかでも身動きすると「痛いっ!」と。

父の話によりますと、カートにつかまればとってもゆっくりだけれど何とか歩けると言います。
それでも8月初旬の腰椎圧迫骨折の治療でコルセットを着け始めて以降に比べると、足は前に出てないなぁと。
本人は股関節が痛いと言うのですね。

私は、その状態で転倒したのだから、とにかく救急で診察を受けたほうがよいと思い、提案してみたのですけれど、2人ともうんと言いません。
今の圧迫骨折を診ていただいている信頼できる病院で明日診察を受ける!の一点張りです。
現状がどうかだけでもわかっているほうが安心でしょう?と言っても、聞く耳持たずです。

いずれにしても自力で歩けないわけですから、車椅子を借りようと手配をし、どうしても今日中に手元に置きたいと無理を言って貸していただきました。
弟が車で取りに行き、15時頃に届けてくれてまずは一安心。

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ところが…です。
車椅子を受け取って、実家に戻ってみましたら、母がお手洗いに行こうとしていて。
私が家に入った時にはカートにつかまって立っていたのですけれど、そこから一歩も動けないのです。
私がふくらはぎや足首を持って、少しずつ前に押し出さないと自分では動かせない。
それでも何とかお手洗いに行き、今度は戻ろうとしてもやっぱり足が動かず、痛みで脂汗をかいています。
その場に椅子を持ってきて、座らせました。

さすがの父も驚いたのでしょう、「救急車を呼ぼう!」という私の言葉に、今度は素直に「そうしよう」と言ってくれました。
前日転倒した後よりも、昨日の朝よりも、悪くなっているということにようやく気がついたようです。
念のために救急相談に電話をかけて相談しようとしたのですけれど、3つある番号がどれも話し中で全くつながりませんでした。
時間だけがどんどん過ぎていきますし、母の痛みも増すばかりでしたから、もう待っていられず119番通報をしてしまいました。

幸い救急車はすぐにきてくださいました。
救急車に乗るまでがまた大変だったのですけれど…痛くて動けませんので。
日曜日でしたので、遠くの病院へしか行けないかもしれないと言われました。
それでも病院が決まるまで約30分、車で20分ほどの病院が受け入れてくださることになりました。

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コロナのこともあり、救急車から降りると付き添いの私たちは待機場所に案内され、母の診察には付き添えませんでした。
ですから、どんな検査をしているのかとか、どういう状態なのか全くわからず。
そのうち弟も駆けつけてくれて、3人で待っていた時間の長かったこと。

日曜日ということもあり、レントゲンとCTだけでの診断では、8月に圧迫骨折した腰椎のもうひとつ下が骨折しているかもしれないということでした。
母が痛がっていたのは股関節なのに?と不思議だったのですけれど、お医者さまに伺っても、股関節には異常はないというお話でした。
股関節そのものを動かしても痛がらないとのことだったのですよね。
私たちは見ていませんので、そう言われると納得するしかないのですけれど、父と弟は8月の受診の際も付き添っていますので、どうも腑に落ちなかったようです。

結局、これでは家では生活できないでしょうとのことで、入院決定です。
母の入る病室のあるフロアまでは上がれるのですけれど、私たちは談話室までしか行けず、病室には入れません。
もちろん面会もできないとのことで、退院まで会うことはできません。
ストレッチャーに乗せられた母が病室に向かうときに、手を握って声をかけることしかできない情けなさ。
命に関わる病気ではないとはいえ、涙が出そうになりました。

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母からの電話では、泊まってもらわなくても大丈夫とのことだったのですけれど、話をしているうちにやっぱり泊まるべきだと思い、一度は1泊することに決めていました。
でも必要なものを買いに行こうとしていた矢先の救急搬送…入院してしまえば、私がいてもすることはありませんので、夜遅くに帰宅しました。
私自身、今日と明日は予定が入っていて、特に今日の予定は時間変更はできても外すことのできないものでしたので…。

父がひとりでいるのも気にはなりますので、また来週にでも様子を見に行ってこようと思っています。
今朝、母から電話がありました。
声は元気で、夜もよく眠れたそうです。
お手洗いにも立たなくてよいように管をつけていただいたとのこと。
やっぱり、入院して安心したのではないかと思うのですよね。

特に今日、父は伯父(父の兄)のお通夜、明日は告別式に参列しなくてはならず、家を空ける間のことを気にかけていましたので。
昨日は朝から一気に動いた感じでしたので、帰宅したときはヘトヘトでした。
まだこれから先のことで考えることはたくさんありますけれど、順番に整理していこうと考えています。

弟が車で近くの駅まで送ってくれる間に、車中で話していました。
「僕は比較的時間の融通がきく仕事だし、今程度の頻度ならまだ対応できるけれど、これから先もっと頻繁に呼ばれたり、大変になったりしたら、厳しいなぁ…」と。
私も「長生きするのもしんどいね」とつい言葉にしてしまいました。
弟も「そうだよね。健康で長生きできればいいけれど、本人がみんなに迷惑をかけるとか生きていても楽しいことがないなんて言うようだと、聞いている方も切ないよね」と。

私たちが帰るとき、エレベーターに乗るまで父が玄関で手を振って立っていたのを見たのも、何だか心がギュッとなりました。
できる限りのことはしたいという気持ちはあります。
ただ、弟にも私にも自分たちの生活があり、仕事もあります。
みんなが八方塞がりな気持ちにならないよう、お互いによく話し合い、最善に近い暮らしができたらと考えるしかありませんよね。

我が家の踏ん張りどころかもしれません。




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