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活字に触れて知識を得る楽しみと少しの努力

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今日が金曜日だという解放感からでしょうか、仕事帰りに寄り道をしたくなり、普段はあまり行かない小さめの書店に足を運びました。

このところ、本といえば軽めの小説とかエッセイを手に取ることが多かった私でしたけれど、今日は久しぶりに教養系の書棚に並ぶ本に目を留めたのです。その棚に並んでいたのは、キリスト教とか神社・お寺とか西洋美術などの本。

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camomille

あ、久しぶりにこういう本を読みたいな…

昨年末に世界史の学び直しをしたくて購入した本がありました。しばらくは少しずつ読み進めていたのですけれど、長男の勤務地が決まり、引っ越し準備などに追われているうちにすっかり置きっぱなしに…。2月頃からこれまで、知的活動とは無縁の生活をしていたような気がします。

おかげさまで、新社会人の長男はホテル住まいをしながらの2週間弱の研修も一段落して、勤務地の自分のお城で暮らし始めました。2泊3日の引っ越し作業では整えきれなかった家具や家電も、今日一日で次々に到着し、一気に環境が充実したそうです。あとは生活しながら少しずつ…ですね。

そういう報告を受けて、私の気持ちもようやく一段落したのかもしれません。
本来は好きだったはずなのに、このところ忘れたようになっていた活字との過ごし方を思い出しました。先日来の記事へのコメントなどで励ましていただいていたように、自分のために使う時間を大切にしていきたいと改めて思いました。

正直なところ、今からこうした教養系の本を読んで学んだところで、何かの《役に立つ》ということはおそらくないでしょう。理解力や根気は若い頃とは比べものにならないくらい衰えていますし、記憶力に至っては言うに及ばず…。何度読んでも頭に入らず、ちょっと時間が経つとよく覚えていないなんていうことはザラです。

それでもコツコツと読み続けていれば、私の中のお楽しみ袋に少しずつでも知識が溜まっていくと思うのですよね。役に立つとか立たないという基準ではなく、自分の気持ちを豊かに保ち、知識を得ることそのものを楽しめる自分でありたいとも思います。そして、そのお楽しみ袋がいくつもあれば、なお楽しい時間が増えるのかな~とも思います。

この7年間続いた不規則極まりない生活から解放されて、少しずつ生活リズムが整ってきました。自由になる時間も増えた…かな?
ついついクロスステッチに没頭してしまいそうになりますし、そんな日もあってよいのかもしれません。ただ、健康のことを考えると身体を動かす時間も積極的に作りたい(作らなければ!?)と思いますし、今日眺めていたような本を手にして知識を得るための時間も持ちたいと思います。
そのためには、持ち時間の中でのタイムテーブルを見直さないと…。

《好きなことだけをして暮らす》に近い生活とはいえ、やはり多少の努力は必要!ということなのですよね、きっと。



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