お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今日は二十四節気のひとつ『立夏(りっか)』です。
暦便覧(江戸で出版された暦の解説書)は《夏の立つが故なり》といたってシンプルに説明しています。
その説明通り、季節は春から夏へと移ります。
野山には新緑が青々と萌えて香り立ち、清々しく爽やかな風が薫る季節です。
陽射しもまぶしくなり、初夏らしい晴れた日が続きます。
…という日だったのですけれど、今日の東京は夏の始まりとは思えない1日でした。
朝からどんより曇り空で、気温もあまり上がらず、お昼前のウォーキングでは前半は少し寒いと感じました。
陽射しがないせいもあるのでしょう、家の中は薄ら寒い感じで、1枚重ね着をしました。
明日からは、初夏の陽気を感じさせる日になるのかしら?
気持ちのよい青空が広がると嬉しいですね。
そして今日は、『端午の節供』でもあります。
端午の節供は五節供のひとつにあたります。
もともと旧暦の5月は梅雨の時期で、伝染病や害虫に悩まされる季節でした。
その邪気祓いに菖蒲や蓬が使われていたのです。
かつて田植えは神聖な行事であり、田植えを行う《早乙女》は一定期間身を清める《物忌み》をしていました。
その際に、屋根を菖蒲や蓬で葺いた小屋にこもったとされています。
つまり、もともと端午の節供は女性のためのおまつりだったのですね。
平安時代には、《端午の節会》という宮中行事となっています。
その後、鎌倉時代に武士の力が強くなってくると《菖蒲》に『尚武(=武道を重んじること)』や『勝負』を掛けるようになり、男の子の成長と立身出世を願うおまつりとして定着しました。
我が家でも息子たちが幼い頃は、兜を飾っていました。
いつから出さなくなったのかなぁ…?
来年あたり、虫干しも兼ねて出してみようかしらと思います。
さらに今日は『こどもの日』でもありますね。
日中プロ野球の試合を見ていましたら、観客を入れることのできるMAZDA Zoom-Zoomスタジアムでは、子どもたちのためのイベントが開催されているようでした。
スタジアムに来た子どもたちが、直接解説の元プロ野球選手に質問するコーナーなどもあって、そのやりとりが微笑ましかったです。
我がヤクルトスワローズは神宮球場での試合でしたから、無観客。
もし観客を入れることができれば、きっと楽しいイベントが盛りだくさんだったのだろうなぁと思うと、やっぱり残念で寂しいです。
我が家の息子たちはもう大人ですから、『こどもの日』はあまり関係なくなりました。
でも私たち親が子どもたちを思う気持ちは、彼らがいくつになっても変わりませんね。
健康で楽しい毎日を送ってほしい。
社会人として、前向きで充実した生活をしてほしい。
優しく、まっすぐな今の気持ちをこれからも忘れずに持ち続けてほしい。
直接言葉にして伝えることはなくとも、いつも彼らの幸せを願っています。
私たちが余計な心配をかけないようにしなくちゃね(^_^;)
おやつには、柏もちをいただきました。
次男にとっては連休最終日。
のんびり、ほっこりな1日でした。
明日はさっそくいつもより早く出勤するそうです。
一気に気持ちが引き締まりますねっ ♪
皆さまの温かい応援が励みになっています ♪
下の写真をクリックしていただけると嬉しいです ♪
にほんブログ村
いつもありがとうございます。