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小さな恋のものがたりの思い出

『小さな恋のものがたり』という漫画があります。
お読みになったことはなくても、チビのチッチとのっぽのサリーという愛らしいキャラクターをご存知の方はたくさんいらっしゃるのではないかしら?

私がこの漫画に出逢ったのは、小学生4年生の夏休みだったと思います。
鎌倉にある従兄たちのところへ遊びに行き、「おにいちゃんたち」の部屋の本棚で見つけて借りたのでした。
あまりに夢中になって読んでいる私の姿を見ていたからでしょうか、その年の冬に遊びに来てくれた従兄が私を本屋さんへ連れて行き、第1巻をプレゼントしてくれたのが、私の『小恋』コレクションのスタートです。
一回りほど年長の従兄、今思うとまだ大学生だったのですね。
(おにいちゃん、ありがとう!)

( ↑ 現在は復刻版として、2集分を1冊にまとめてあるようですね)

今調べてみましたら、第1集の発売が1970年ということですから、まだ4~5冊出版されたばかりの頃だったようです。
第2集から後は、お小遣いとお年玉で買ったのだったかしら?
とにかく既刊の単行本を全部手に入れて、その後は年に一度、チッチの大好きなさくらんぼの季節に発売されるのを心待ちにしていたものです。

数年前、さくらんぼの季節になっても新刊の情報がありませんでした。
第42巻を待っていた年だったと思います。
作者であるみつはしちかこさんがご病気とのことで、それはそれは心配し、またチッチに会えることを祈ったものです。
お休みされていた間に、最愛のご主人を亡くされたり、再度のご病気に苦しまれたりしていらしたと、後になって知りました。

2011年の秋、3年以上ぶりにようやく新刊が出ると知ったときは嬉しくて嬉しくて、すぐに書店に買いに行ったのが昨日のことのよう…。
これでまた、かわいらしいチッチに会えると喜びました。
でもやはり年に一度…というわけにはいかなくて、また3年近くの月日が流れて…。
2014年になって、第43巻が発売されました。

これで一区切りにされるということを、このとき初めて知り、本当に驚きました。
いつまでもずっとずっと続くような気がしていたのです。
帯に「さよなら……サリー」とあるのが切なくて、どういうさよならなのかを知るのも怖くて、なかなか本を開けなかった…。

50年以上の長きにわたってチッチとサリーを描き続けてくださった、みつはしちかこさんへの感謝の気持ちでいっぱいでした。
かわいらしい初恋のドキドキ感、切なさがかわいらしく描かれている世界が大好きで、ずっと大切にしてきてよかったと心から思いました。
レトロでプラトニックな小さな恋…時代が移っても、誰かを思う気持ちはそうそう変わりません。

そして先月初め、何と第44集が発売されて!
ノーチェックでしたので、これまたびっくりでした。
チッチに再会できた喜びが大きくて、読み終えるのがもったいなくて、本当に少しずつ少しずつ読みました。

先日『みつはしちかこ展』へ行き、懐かしい思いを抱えて帰宅して古い第1集を手に取りました。
そして第43集も改めて読み返しました。
そうしたら、思い出話を綴ってみたくなりました。

私に小恋を教えてくれた従兄たちは還暦を過ぎました。
さすがにもう読んではいないでしょうね…と思い、第43集が発売されたときに『最終集が出たよ』と知らせてみました。
『まだ続いていたのか!?』と、それはそれは驚いていましたけれど、第44集の存在…気づいたかしら?

 

2 COMMENTS

*ururu*

はじめまして。
チッチとサリー、めちゃくちゃ懐かしいです。
当時の私はいつも購読していたお友達から借りて読んでいました (*^^*ゞ
家の本棚の奥にもその後出版された2冊が眠っている気がします。
チッチとサリーは表紙を見るだけでほっこり温かい気持ちになります。
ページを開くとちょっと切なくなりそうです・・
『みつはしちかこ展』やってるんですね。
期間中できたらぜひ足を運んでみたいです。
どうもありがとうございます (*^^*)

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camomille

*ururu*さん

はじめまして。
コメントありがとうございます。
実はこのブログで初めていただいたコメントです! 嬉しいですっ♪

チッチとサリーを懐かしく思ってくださるお仲間がいらして、嬉しいです。
最初の頃と今とでは時代が全く違っているのに、それほど古い感じがしないのも不思議ですよね。
人の心とか感じ方って、時代が変わってもあまり変わらないのかなぁと思います。

私も今回、久しぶりにページを開きましたよ。そしてちょっと切なくなりました。
『みつはしちかこ展』、機会がありましたらぜひ!
暖かな気持ちになれます(*^^*)
こちらこそありがとうございました。

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