お立ち寄りくださり、ありがとうございます。
金木犀の花の香りをかぐと、お花が大好きなチッチのことを思い出すことがあります。
『小さな恋のものがたり』の主人公、《チビのチッチとのっぽのサリー》のチッチですね。
野に咲く可憐なお花たちが大好きで、お花のことに詳しくて、大嫌いな数学ではサリーに全く頭が上がらないのに、お花のことになると誰よりも物知りで。
1970年に第1集が発売されてから長年にわたって、さくらんぼの季節に発行されていた『小さな恋のものがたり』。
毎年楽しみにしていました。
それが著者でいらっしゃるみつはしちかこ先生のご病気やご家族のご不幸などがいろいろとあって、ついに途切れたのが第42集を待っていた頃。
(→ 小さな恋のものがたりの思い出)
もうこれでおしまいになってしまうのかと、先生のお身体のことも、『小さな恋のものがたり』のことも心配すること3年以上、ようやく第42集が発行されたのでした。
それからは、年に一度と決められることなくゆっくりと続いています。
つい先日、新刊(第45集)が出ましたので購入しました。
一度は第43集で一区切りにすると決められて、本の帯には《さよなら…サリー》という切ないメッセージが刻まれていました。
ですから、第44集以降は《その後のチッチ》について描かれています。
時折登場するサリーは、夢の中で会えているのか、現実で会えているのか…。
一気に読んでしまうのがもったいなくて、何日かかけてゆっくり読むことにしています。
…もう読み終わっちゃいましたけれど…。
昭和の時代の高校生。
スマホもYou Tubeもパソコンも出てきません。
それでも、明るくはつらつとした高校生の日々は、意外と今と変わらないのかもしれないな…と思いながら読みました。
レトロで純情で時間の流れもゆったりで。
プラトニックな小さな恋がいつまでも続いてくれると嬉しいな ♪
第1集から全集揃っている『小さな恋のものがたり』は私の宝物です。
第1集をプレゼントしてくれた従兄は、もう70歳に近くなります。
ここまでくると、もう《歴史》ですね(*^^*)
これからも大切にしようと思います。

今日の読書日記
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