平成最後の天皇誕生日でした。
とりわけ災害の多かった平成という時代。
多くの被災地に何度も足を運ばれた天皇・皇后両陛下のお言葉はいつも温かく優しいものでした。
被災地に、被災した人々に、国民に、常に寄り添おうとして選ばれるお言葉は、心に響くものが多かったように思います。
『平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵しています』
という記者会見でのお言葉にも胸を打たれました。
物心ついた頃から日本は戦争をしていて、戦争のない時代を知らない子ども時代を過ごされて、戦時中の辛い思いも戦後の焼け野原の東京の光景も戦後の復興にかける人々の思いもすべて見ていらした天皇の心からのお言葉なのだろうと思いました。
ちょうど私たちの両親と同じくらいのご年齢です。
ほとんどの人はとっくに引退して、のんびりと暮らしていることでしょう。
長きにわたって支え続けていらした皇后さまとご一緒に、どうぞ少しでも長く穏やかで心休まる毎日をお過ごしいただきたいと心から祈っています。
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