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大丈夫なの?…と思ってしまう展覧会

美術展に行くと、会場の出口(入口だったりも…)付近に、今後開催されるさまざまな展覧会のチラシが置いてあります。
一昨日出向いた東京都美術館でも、何種類ものチラシが並べてありました。

興味があるものをいくつかいただいてきたのですけれど、その中にこれが…。

裏返してみると…。

どちらが表でどちらが裏なのかわかりませんけれど、公式サイトを見る限りでは黄色が表のようです。
色合いが何ともポップというか、派手というか、墨線のみで描かれた《鳥獣戯画》のイメージとはかけ離れているような…。
《日本博》の一環として開催されるようですから、外国からのお客さまの目を引くことも想定されているのでしょうか。

ま、それはよいとして、問題は会期です。
2020年7月14日~8月30日まで…。
オリンピック・パラリンピックの真っ最中であり、夏休みどんぴしゃり。
しかも連日猛暑(いえ、酷暑?)となることが予想される時期。
このチラシを見た次男と私。

次男
次男

え、鳥獣戯画を真夏にやる!?
あの待ち時間…死者が出るぞ
しかもこの時期…混雑必至じゃん

Camomille
Camomille

ね、そう思うよね!
見たいけど…行く?

2015年に『鳥獣戯画-京都 高山寺の至宝-』という特別展が開催されたとき、2人で出向いたのです。
このときは現存する全ての鳥獣戯画が東京にやってくるということもあってでしょう、もう本当にものすごい混雑でした。
私たちが行ったのは5月半ば、会期前半の終盤でした。

あまり早く並んでも、入館までの時間が長くなるだけだしね…ということで、開館30分前に到着したのですけれど、すでにかなりの列ができていました。
私たちの数組前のところで1回目の入場が締め切られ、もうしばらくそこで待つことに…。
お天気のよい日でしたので、5月とはいえ陽射しも強くとても暑かったです。
日傘の貸し出し、給水器の設置もありましたし、テントも長めに置かれていました。
それでも、列はどんどん延びてテントの下に入れない人のほうが多いくらいだったのですよね。

このときは、入館までと鳥獣戯画の展示の前の2段階で待ち時間があるという仕組みになっていました。
結局私たちは、入館までに50分待ち、鳥獣戯画の展示の前で70分待ちました。
それでも行ってよかった!と思えましたので、満足でした。

次男
次男

チャンスがあれば、もう一度見たいくらいだね!

と言うくらい。
ところが、私たちが外に出ることには入館まで180分、鳥獣戯画の展示までさらに180分というものすごいことになっていて。
ご高齢の方の中には、諦めて帰られる方の姿もありました。
『夕方近くに来れば少しはマシですか?』と聞いていらっしゃる方には、『おそらくこのまま変わりません』と。

ずいぶん並んだつもりの私たち…あの程度で入れたのはラッキーだったようでした。
信じられない…2人でしたので話し相手もいましたし、それぞれ読む本も持っていましたので耐えられたのですけれど、合計6時間はムリです。

私たち、前期はいただいたチケットで観覧できましたので、後期はチケットを購入してでも行こうかと話していたのです。
 (前期・後期で展示替えがありました)
でも、もう一度あの行列に並ぶのかと思うと怖気づきまして…チケットを購入する代わりにと図録を求めて帰ってきたのを覚えています。

前置きが長くなってしまいましたね。
そんな人気の《鳥獣戯画》を前回より規模は小さめとはいえ、真夏に開催するなんて…。
普通に当日券などを販売していては、冗談抜きで死者が出そうです。
コンサートなどのように、日時を指定したチケットにでもしないと危険過ぎる気がします。

私…行きたいですけれどね。
前回見られなかった部分が来るなら、なおさら行きたいです。
でも、調べてみましたら《鳥獣戯画》って結構あちらこちらで展覧会が開催されているのですね。
めったに外には出ないものなのかと思っていました。

大行列のTweetに恐れをなして、行くことを諦めた若冲展と同じことになりそうです。
そうでなくても苦手な夏、外で何時間も待ち続ける気力と体力は多分ありません(^_^;)

ホントに大丈夫?



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