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父の検査結果と今後のこと

日曜日の夕方実家に到着し、昨日の夕方帰宅しました。
実家の最寄り駅から両親の住むマンションへはバスで向かいます。
両親の部屋のベランダからバス停が見えるのですけれど、
バスの窓からふと見上げたベランダに、父の姿がありました。

こんなことは初めてではないかな~と思います。
いつもは、玄関に入ってもすぐには出てこなかったりするくらいの人。
それほど私の到着を待ちわびていたのかもしれません。

母は、とても真剣に父と向き合おうとしているのですけれど、今はとても耳が遠くて、うまく話の内容が聞き取れなかったり、聞き返したり…ということが多くなってきています。
自分の症状や経過、心配なことなどを矢継ぎ早に話したい父としてみれば、もどかしいこともあるのでしょうね。

できるだけ口をはさまず、否定的な言葉を出さず、ひたすら聞くことに徹した日曜日でした。
それでも、救急搬送された後に処方されたお薬が効いているのでしょう、不安な症状は全く出ず、顔色も機嫌もよくてホッとしました。

検査は火曜日。
前日の月曜日に医師から検査の説明を受けました。
弟も私もメモを片手に待ち構えていたのですけれど、弟はさらにボイスレコーダーで録音もして。
若い(…と言っても50代)世代が2人揃ってお話を伺えたのはよかったと思っています。
両親も安心したようですし、今後弟と私が別々に付き添うことになっても、同じ説明を聞いていることで、食い違いなども起こりにくいでしょう。

そして昨日(火曜日)は朝から検査でした。
検査そのものは30分くらいのものでしたけれど、病室に戻った父の安静時間が終わってから改めて医師から説明がありました。
今回も母・弟・私の3人がぞろぞろと付き添いです。

予想されていた最悪の状況からは程遠く、すぐにも手術をしなくてはならないという状況は免れました。
それでも、やはり何らかの治療が必要になるであろうことは間違いないようです。
当面は投薬治療をしながら、日常生活を普段どおりに送ってみて様子を見ることになりました。
ただ、その過程または結果によっては、別の治療に入らなくてはなりません。
治療の選択肢は2つ。
その状況が突発的に訪れた際に、どちらを選択するのかということは家族でしっかり話し合っておくようにと言われています。

どちらの方法にもメリット・デメリットがあります。
リスクの大きさも違います。
もっと年齢が若ければ、医師として積極的に勧めたい方の治療があるように感じました。
それでも80代半ばという父の年齢。
『高齢なわりには、既往症もなくとてもお元気ですね』というお墨付きをいただいたとしても、全身麻酔下での大きな手術となれば、他の臓器への影響やリスクも大きくなるとのこと。
そういうことも考え合わせなくてはなりません。

何より、本人の意志は尊重したいと考えます。
家族としての意見は、全員一致で決まっています。
まずは処方されているお薬の効果がしっかり現れてくれることを願っています。
栄養指導まで受けて帰宅しましたので、食事にも注意が必要なのですね。
ただ、もともと健康的な食生活の両親ですから、あまり神経質になりすぎて、母が疲弊しないようにしてほしいと思います。
もちろん、私たち子世代でできる協力もしなくては。

実家に2泊したのは本当に久しぶり。
母などは『おとうさんには悪いけど、ゆっくりcamomilleとおしゃべりできたのは嬉しかったわ♪』と。
もちろん、父の検査結果が思っていたよりよかったという大前提があっての言葉です。
私も日々の雑事に追われていること、両親にははっきりとは伝えられないけれど自分の体調も低空飛行中だったことなどから、電話をかけることすら億劫がっていたことを反省しました。
今回のようなことがあれば、すぐにでも飛んでいけるのですから、普段からもう少しマメに連絡を取るとか会いにいくなどの余裕は持たなくては…ですね。

ベランダからバス停を見ていた父の姿、私を見つけると手を振った父の姿、私の顔を見るとパッと表情が明るくなった母の姿。
今でも娘として愛され、大切に思われているのだと改めて感じた数日となりました。

おかげさまで、今日の午前中に退院した父。
夜には孫(camomille家の長男)から電話をもらったと喜んでいました。
私が昨夜帰宅したときには、何の家事も残さず片づけておいてくれた夫と次男にも感謝です。

それにしても、昨夜はヘトヘトでした。
ついつい遅くまでおしゃべりしたそうな母につきあって完全に寝不足な上、医師の話を聞き漏らすまいといつになく真剣に耳を傾け、一部帰宅ラッシュに巻き込まれてキャリーバッグの扱いに苦労し…。
今日の日中も何度となく眠気に襲われました…。

たったこれだけの日数でこの疲れようなのですから、長期療養のご家族をお持ちの方はどんなにか大変でしょう。
私たちも、長丁場になるかもしれないという認識は持っておかなくては。

ご心配くださった皆さま、本当にありがとうございました。
『お気をつけて!』と送り出してくださったこと、とても励みになりました。
家族で協力しながら、本人も他の家族も疲れ果てることのないように工夫していこうと思っています。


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