国の偉い人たちは、日本はまだオーバーシュートと言える状態ではないと言います。
人との接触を8割減らし、テレワークを推進し、学校をお休みにし…ということを継続していけば、爆発的な感染拡大にはならないと言います。
そうなのかもしれません。
でも、そのために大人も子どもも多くの我慢をしています。
大人は理由も理屈もわかっていますし、子どもを守らなくてはなりませんから、いくらでも我慢したらいい…そう思います。
それでも子どもの我慢は最小限にできたらいいなと思います。
こんな事態になって、SNSなどから恐ろしさやずるさなどを知ることが増えました。
でも、それと同じくらい人の優しさや温かさを知る機会も増えました。
私が見られるSNSはブログとTwitterくらいですし、それもしょっちゅうチェックしているわけではありませんから、情報量はしれているのでしょうけれど。
こんな今、私のできることは何だろう?
考えない日はありません。
社会の役に立つような大きなことはとてもできない、それは明白です。
でも、家族が少しでも心穏やかにいられるような人でいることはできるかもしれません。
いつもどおりに家の中を整え(いつも以上でないところは私らしい?)、いつもどおりの食事を作る。
家で仕事をしている夫と次男には、できるだけ働きやすいように、休憩時間にはリラックスできるように。
遠く離れた土地でひとり暮らししている長男には、《かーちゃん》の心配をさせないように。
もともとどちらかといえばネガティブに偏りがちな私ですけれど、できるだけ笑顔で明るく、選ぶ話題もあまり暗くならないように。

私だけ遊んでばっかりいて悪いわね~
こう言って笑いながら、クロスステッチや刺し子をチクチクしたり、ウォーキングだけはしっかりやらせてもらうわよ~と好き勝手な時間に歩きに出たり、あれやこれやと本を開いてみたり、久しぶりにお花を植えてはしゃいでみたり。
今年度、心機一転始めた英語の勉強も、その日のことはその日のうちに。
こころを落ち着けるためのルーティンは、極力端折らないように。
閉塞感の高まる生活の中、私にとっては少しばかり努力の要ることです。
むしろ我が家の男性陣は、自然体でいてもたいしてストレスを感じていないのではないかと思います。
とにかく私が家族のストレスの原因にだけはなりたくない…そういう思いで暮らしています。
もっとも、起きる時間も自分のリズムに合わせたらいい、日中に何かお世話をしようとしなくていい、そういう家族ですから、私がどう過ごしていようと関係ないのかもしれませんけれど(それはそれで、ちょっと手応えなさすぎ…)。
そして、できることなら家族以外の人や物事にも、優しい目を向けられるようでいたい、そう思います。
今、多くの人がピリピリしていて厳しい目を向けることはたやすいです。
でもだからこそ、少しでもよいところを見つけ、微笑ましい場面を心に留めて、優しく穏やかな心で過ごすことができたら、私は人として少しステップアップできるかもしれません。
外出自粛要請の中を出かけている人たちにも、何か事情があるのかもしれない、どうしても出かけなくてはならない急用があるのかもしれない…とワンクッション置いて考えられるようにと心がけようと思っています。
大好きな歌を聞いたり口ずさんだりしながら、自分の心をうまくコントロールしながら、いつもより少しだけ周囲に気配りしながら、自分にできることを淡々とこなしていきたいです。
不安を抱えつつギリギリのところで踏ん張ってくださっている医療関係者の皆さんに感謝して、そういう方たちに私たちが支えられていることを忘れずに、ささやかでも自分の役割を果たすこと。
今はそれしかできません。
文句ばかり言い募ることはたやすいことです。
ただ、そこからは何も生まれないかもしれません。
文句を言うなら解決策も出さなくてはね。
いずれにしても、自分の果たすべき責任を果たさずして、文句を言うのは筋違いです。
みんな我慢しているのですし、みんながんばっている。
少しでも早い終息を願いつつ、心穏やかに優しい心を忘れずに過ごしたいと思います。
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