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『いつかはいい思い出に…』はごまかしだと思う

各地の小学校・中学校で卒業式が行われる時期となりました。
ニュースなどでも、取り上げられるようになっています。

出席できるのは、卒業生だけだったり、卒業生とその保護者だったり、その保護者にも人数制限があったり、在校生代表がいたりいなかったり…と学校によりさまざまです。
そして、みんなマスク姿です。

《話をしない》ためでしょう、校歌斉唱も合唱もなく、送辞は録音。
明らかにいつもの卒業式風景とは異なります。

小学校の音楽教諭をしている友人と、LINEで話をしました。
彼女はとても熱心な先生で、赴任校ではいつも合唱団を立ち上げて活動しています。
そして、毎年3月のどこかの土曜日に、1年間の成果を発表するコンサートを開催するのです。

でも、今年はもちろんそれも中止です。
そして、卒業式で5年生が演奏するはずだった卒業生の入退場曲もなく、卒業生が披露するはずだった合唱もなく、もちろん校歌斉唱もなく。

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友人

せっかく積み上げてきたものを発表する場がなくなりました

それはそれは残念そうでした。
私もやるせない気持ちでいっぱいでした。

こんな状況の中でも、きっと先生方は心を尽くし、手を尽くしてできる限りすばらしい卒業式にしようと奔走されているのだと思います。
子どもたちの心が少しでも温まるように、一生懸命なのだと思います。
それでもやっぱり、いつもとは違う卒業式。

ニュースで取り上げられていた学校の先生方の涙も、児童・生徒を送り出すいつもの年の涙だけではなかったでしょう。
『いつもと同じ卒業式をしてあげたかった』という悔しさでいっぱいだったのだと思います。
校長先生が『今はこれだけしかしてあげられなかった。申し訳ない』とおっしゃっていました。
『これもいつかいい思い出になってくれるとよいと思う』とも。
マイクを前にしては、そう言うしかないですよね。

いつか大人になる頃には、自分たちの卒業式はこんなだったねと、笑って話すことができるようになるかもしれません。
でも《珍しい思い出》《心に残る卒業式》にはなり得ても、《いい思い出》にはなり得ないのではないかと思います。

『いつかはいい思い出になるよ』を安易には使ってはいけないと、私は思います。
子どもたちに我慢を強いることになってしまっている今の状況を、そういうふうにごまかしてはいけないと思います。

感染すれば重症化することが多いといわれる高齢者が《元気だから》と自由に出歩き、感染例も比較的少なく、感染してもあまり重症化しないことが多いと言われる子どもたちが居場所をなくしている…、何かおかしいです。

せめて、先生方の愛情が子どもたちの心にしっかり届きますように。
できる範囲での心尽くしの卒業式が、子どもたちの心を少しでも明るくするものでありますように。



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2 COMMENTS

つぶあんこ

その通りだと思います。
いつもと違う卒業式が
いい思い出になるはずがありませんよね。
本当にやりきれない思いです。

雨から雪に変わりました。
今日は寒い一日になりそうですね。

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camomille

つぶあんこさん

息子たちのすばらしかった卒業式を思い出すにつけ、今年の卒業生たちの気持ちを考えます。
この日を集大成として練習してきた、積み上げてきたこともたくさんあったでしょうに…と思います。
学校を閉じてしまっても、通勤電車の混雑はさほど変わらないようですし、街で遊ぶ若者や元気な高齢者はたくさんいます。
理不尽さを感じずにはいられません。

大粒の雪ですね。
真冬のように寒いです。
つぶあんこさんがお求めになった雑誌、結局あれから手に入れて今日はゆっくり読んでいます。

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