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祖母たちの寂しさ

用事があって、義父母のところへ行きました。
…と言っても、二世帯住宅ですから階段をトントン…ですけれど。

雑談をしているうちに長男の引っ越しの話題となり、わりと順調に準備が進んでいるという報告をしていたときのことです。
義父がふと言いました。

『今は忙しいだろうし、気が張っているだろうけど、実際に長男クンが引っ越してしまったら寂しいだろうなぁ』

これは、私に向けての言葉だったのです。
camomilleさん、気をつけなさいね…ということだったのでしょう。
でも、それを聞いたとたん、今までにこやかに話をしていた義母の顔がふっと曇り、みるみるうちに目がうるんできてしまって…。

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camomille

おとーさま、《寂しい》は禁句ですぅ

…と心の中でつぶやいた私なのでした。
先日みんなで食事をしたときも、《寂しさ》を連想させるような言葉は極力使わないように気をつけていたのに~。

長男が4歳のときから24年間、同じ家で暮らしてきた私たちです。
ここ数年はあまりに忙しくて、顔を合わせる機会が減っていたとはいえ、ここで暮らしている気配だけは感じられていたと思うのです。
そして、義母が怪我をしたり入院や手術をしたり…ということがあると、すぐに『僕がついていくよ』とサポートしてきた長男ですから、どこか頼りにもしていたのだろうとも思います。
就職が決まったことはもちろん喜んでくれていますけれど、寂しさもひとしおなのでしょうね。

その後、実家の母に電話をしました。
こちらも長男の引っ越しがどうなったか、気にかけているだろうとは思いつつ、母の通院や私の予定など、なかなか時間が合わずにいたのです。
長男が会いに行けるのはお正月くらいになってしまっていても、私が話す息子たちの予定などを私以上に覚えていてくれる母ですから、きちんと話して安心してもらわないと…と。
ひとしきり報告した後、母は言いました。

あちらに行ってしまう前には、もう会えないわね…きっと。

実は、長男自身は3月末に会いに行くつもり…と言っているのです。
ただ、4月以降の動きが未定なために決められずにいることがいくつかありますし、助手としての仕事も残っていますので、何があるかわからない…という状態でもあります。
『会いに行くって言ってたよ!』とうかつに言ってしまって、万一行けなかったらがっかりさせてしまう…と思い、何も伝えられなかった私。

私たちの呼び方を《パパ・ママ》から《とーちゃん・かーちゃん》に変えても、祖父母のことはいまだに《じいじ・ばあば》と呼んでいる息子たちに無限の愛を注ぎ続けてくれている4人です。本当にかわいがってもらっています。

どちらの両親も高齢ですから、いつ何があっても不思議ではありません。
(それは誰しも同じではありますけれど…)
しっかり感謝の気持ちを伝えて旅立ってほしいと思います。
そして、かわいいかわいい孫の代わりにはなれませんけれど、私たちもできるだけのフォローをしないとなぁ…と。
次男にも力を貸してもらうことになるのは間違いないとしても、あまりに頼りすぎてもね…とか、いろいろと考えてしまいます。

ちょっと気持ちが低空飛行を続けているせいか、何だか考えがまとまらず堂々巡りすることも多い日々。
深呼吸、深呼吸…と。



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