ニュースを見ていても、何も楽しい話題がありません。
新型コロナウイルスの感染者は増える一歩ですし、感染経路なんてもう追いかけても無駄のようですし、当初言われていたより感染力は強そうな印象ですし。
さまざまな施設は次々と休業し、休校になる子どもたちの暮らしを考えたり、親御さんたちの苦悩を見聞きしたりするだけで重苦しい気分になります。
スポーツも中止になったり、無観客になったり…。
無観客試合というものが、あれほど味気なく見えるものだとは、想像以上でした。
どうしたって気持ちは閉塞感でいっぱいになりますね。
何となく気分が塞いだり、下を向いて歩いてしまったり、楽しいことが思い浮かばなかったりと、健康な人までどんどん巻き込まれてしまいます。
でもね。
そうして時間を過ごしても、少しでも楽しく過ごそうと気分を切り替えて過ごしても、同じだけの時間は過ぎていく。
どうせなら、ちょっとでも前向きに暮らしていきたいと思います。
私のバレットジャーナル(手帳)には、毎月《Happy List》というページを設けています。
どんなに小さなことでもよいので、1日にひとつだけ、何かHappyだったことをメモするのです。


バレットジャーナルを作り始めた頃、私の精神状態は今よりも不安定で、ざわざわ感や不安感、焦燥感に悩まされたり、落ち込んだりする日がよくありました。
そんな日でも、低空飛行している自分の気分に引きずり込まれたくない…そうした思いから、何かひとつでもその日《よかった》と思えたことを書いてみようと思ったのが始まりです。
私なりのルールは、自分自身のことで《よかった》ことを書くこと。
家族のことで嬉しいことがあっても、それはここには書きません。
そんなに毎日、《よいこと》なんてなかなか思いつかないものです。
それでも《何か楽しかったことはなかったかな?》と考えることを続けるうちに、楽しいことをしようという気持ちになれる日が増えたように思います。
書いてあることは、本当にたわいもないことばかりです。
《夕食のおかずがおいしくできた》とか《少し長い距離をウォーキングできた》《積ん読になっていた本を読み始めた》《丁寧に淹れたコーヒーがおいしかった》…。
ね、全然たいしたことはなくて、わざわざ書かなくてもよさそうなことばかりでしょう?
そうそう、《体重が少し減った》なんていうのもあります。
それでもこうしたことの全ては、自分が少しだけ努力したことの証であったり、前向きな時間を過ごそうとした結果だったりするのです。
これが《Happy》でなくて何だと言うのでしょう?
気持ちの揺らぎがちな私ですから、今のように息の詰まりそうなときこそ、小さな幸せを見つけられる日を地道に重ねていきたいと思うのです。
そして、何気ないことを幸せだと思える自分でいたいと思うのです。
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