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幸せな時間

午後、長男の引っ越し荷物を出しました。
やはり繁忙期ということで、《午後》ということだけが決まっていた引っ越し。もしかしたら、夕方かなり遅くなってしまうかもしれないと伝えられていたそうです。でも、業者さんの到着は14時過ぎでしたので、待ちくたびれることもなく…でした。ありがたいことです。

それでも、待っている間は何となく落ち着かないというか手持ちぶさたというか…という感じで過ごしていた私たち。いざ業者さんが到着してみれば、あれよあれよという間に作業は進み、ほんの20分ほどで終了なのですね。あまりのあっけなさに、しばしぽか~んとしてしまいました。

昨日の言葉どおり、準備万端で朝を迎えた長男は、やはり7時過ぎに研究室へ出かけていきました。イチローさんの引退のニュースだけを食い入るように見て。そして、予定より早く10時半過ぎには帰宅して、荷出しに備えていました。荷物が出てしまったあとは、散髪に行ってくる!とまたお出かけです。ついでに、ちょっとくたびれてしまった黒の革靴も調達してくる!と。
ようやく自分の身だしなみを整えるところまでたどり着いたのね~と、安心するやら呆れるやら。

こんなふうですから、出たり入ったりで落ち着かない一日ねぇ…と思われるかもしれませんね。でも私にとっては、こんなにのんびりと長男との時間を過ごしたのは久しぶり…という感覚なのです。
もう何度もブログに書いていますけれど、ここ数年はほとんど家にいることもなく、いたとしても実験データをまとめているとか、デスクワークを持ち帰っているとかで、いつも机に向かっているような生活でした。

ですから、長男と次男と私の3人で一緒に昼食を摂り、引っ越しの様子を見て、夕食も3人一緒にゆっくりと摂り、とりとめのない話をしながら過ごす時間は本当に久々です。貴重な時間の過ごし方だったのですよね。幸せな時間が流れていると心から思いました。

長男が就職で家を離れるという話をすると、『寂しいでしょう?』とよく言われます。『今のところ、そうでもないの』と答えると、『きっとこれから寂しくなるよ』『実際に家を離れてしまったら、寂しさを実感するよ』と言われる(脅される?)ことも多々あります。

でもね、今は寂しくないというのは本心なのです。自分でも不思議だと思うほど、寂しさは感じていません。家族仲はよいほうだと思いますので、もっともっと早い段階から寂しく感じるだろうと思っていたのですよね。もちろん、実感していないだけ…というのはあるかもしれませんけれど。

おしゃべりで、本当にいろいろなことをたくさん話してきた長男ですから、同じ家にいなくなれば静かになってしまうでしょう。何より、28年間一緒に暮らしてきた家族が初めて家を離れるのですから、寂しさを感じるのは当然のことだと思っています。寂しくないはずはありません。でもそれは多分一時的なことで、だんだん慣れていくのだとも思っています。

今、私がとりたてて寂しいと思わないのは、本人が前向きなことしか口にしないからかもしれません。さらに、心配だと思う要素がほとんどないから。まぁ、いい年をした息子と母親ですものね。

でも、だからこそ、長男が家を離れてしまう前に、こういう時間を持つことができて本当に嬉しいなぁと思うのです。心からくつろいだ笑顔をしっかり見ることができて、安心して送り出せるとも思いました。

今月いっぱい、お互いに言動に気をつけて、気持ちよく幸せな時間を過ごすことができるように心がけようっと。



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