暮らしを豊かに彩ってくれる趣味・お気に入りのことあれこれ…そして思うこと

もう一度ハーモニカを吹いてみたくて

幼い頃の私とハーモニカ

私が幼かった頃、父がよくハーモニカを吹いてくれました。
その頃の父は、楽譜はほとんど読めなかったと思うのですけれど、ハーモニカの譜面って数字ですよね。
ですから、吹けたのだと思います。

子どもながらに深い音と揺れるようなビブラートのかかった音色が大好きで、父にもたれかかるようにして聞いていたのを覚えています。
吹いてくれた曲は、アメリカ民謡などが多かったような気がします。

小学生になって、学校で初めて全員揃って持った楽器がハーモニカだったのですよね。
今はどうなのでしょう? 鍵盤ハーモニカ? 普通のハーモニカという学校もあるのかしら。
息子たちは、鍵盤ハーモニカからスタートでしたけれど。

父と同じ楽器を持てたことが嬉しくて、一生懸命練習しました。
ただ、子どもの楽器だからなのか、音の深みも響きも全く違っていて、『大人になったらパパみたいなハーモニカを買うんだ!』なんて思っていました。

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大人になった私とハーモニカの再会

結局それっきりハーモニカのことは忘れたようになっていた私でした。
でも、20年くらい前でしょうか。NHKの趣味悠々という番組で、ハーモニカを取り上げていたのですね。
もう、夢中になって見ました。

ハーモニカが欲しくなって調べてみましたら、当時の私(在宅ワークで微々たる収入しかありませんでした)にとっては、ちょっと贅沢で。
すぐにも買えなかったわけではありませんでしたけれど、ハーモニカ用に貯金ができたら買おうと決めて、実際に購入したのは数年後だったと思います。
あ、そこまで高いということではなく、途中で『やっぱり要らないかな…』と迷ったりした期間があったのでした。

手に入れたときは嬉しくて、何度もケースから取り出しては磨いてみたり眺めてみたりそうっと吹いてみたりしたものです。

でも、その頃って息子たちの学校のことなどで結構忙しくて、なかなか練習もできず、宝の持ち腐れ状態。ときどき取り出しては、少しだけ吹いてみる…の繰り返しでした。

朝ドラ『エール』とハーモニカ

今期の朝ドラ、『エール』を見ていましたら、ハーモニカを吹くシーンが出てきましたね。
主人公が幼い頃にも大切なハーモニカを持っていて、重要なシーンで使われていましたし、学生時代にはハーモニカ倶楽部なんていうのもあって、ハーモニカもあれだけ音を重ねるとあんなにも豊かなのかと感心して見ていました。

そうしましたら、またハーモニカを吹きたくなりました。
最近は、日中に時間が空くと地下室へ下りて、30分ほど練習しています。
もともと買って以来それほど練習していませんから、初心者も初心者。
30分も吹くと、口も腹筋も疲れてきます。

複音ハーモニカ

私が持っているハーモニカは複音ハーモニカ。
メーカーの説明によりますと、《微妙に調律をずらした同じ音が上下2段に並んでおり、上下の穴を同時に吹くことでビブラートのかかったような音色を出すことができる》とのこと。
一般的なハーモニカのことです。

私が使っているハーモニカはこちら。

ピカピカで、とってもきれいなのです。

この2本を持っておくことで、半音も全て出せてどんな曲でも吹くことができます。もちろん、腕さえあれば…ですけれど(^_^;)
2本を重ねて持って吹いていると、とても上手になった気持ちになれて、いい気分ですよ!
まだまだ上手には吹けませんのに、格好だけは一人前(*^^*)

昔習っていたピアノも弾きたいな~と思うのですよね。
でも、そのピアノはもうありませんし、少しよい電子ピアノを持っていたのも音が狂い始めて(電化製品ですものね)処分してしまいました。
何よりもう、指が動かないでしょうし、楽譜がきちんと読めるかどうかも怪しいです。

だからせめてハーモニカ…ということではなく、ハーモニカはハーモニカで昔の父のように颯爽とかっこよく吹いてみたいのです。
多分父にその話をすると、《子どもだったから上手に聞こえただけだよ》って照れると思うのですけれどね。

それにしても、父はいつどこでハーモニカが吹けるようになったのでしょう?
今度会った時に聞いてみようと思います。



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