前回この関係の記事を書いたときは、『自分が役に立っていないという気持ち』が引け目につながっているのではないかと考えていました。
(→ 専業主婦でいることに引け目を感じるひとつの理由)
今日は別の理由について書いてみようと思います。
これはある意味、一番わかりやすく、誰もが納得してくださる理由だと思います。
それはズバリ、『収入を得ていないこと』です。
私は50代半ば、まだこれから先の人生にどんなことが起こるかわかりません。
私たち夫婦だけではなく、両親や息子たちに何か大きな出来事が起こって、大金が必要になることだってあるかもしれない。
本来、家庭の収入を増やす最も手っ取り早い手段は、《働く人数を増やすこと》だと思うのです。
どんなに節約をがんばろうと、ポイントなどをマメに貯めようと、やっぱり『収入を得てくる』ことにはなかなかかないません。
もちろん、そこに特別な才能をお持ちの方は別かもしれませんけれど。
息子たちの学生生活が長くなりそうだとわかり、私が外で働くことを決めた時、義母に言われました。

えらいわねぇ
普通は子どもの学費を払うのは父親の役目なのに、それを手伝おうと思うなんて!
私たちの両親世代のサラリーマンの奥さんは、専業主婦が当たり前でしたものね。家族の生活や学費にかかる費用は夫が稼いできて当然だと断言できる義母もある意味潔いなぁと思いましたけれど、やっぱり今とは余裕が違うとも思いました。
義母は私が働くことには賛成してくれましたけれど、働こうと思う理由は不思議だったようでした。
でも、今は違います。
理由はさまざまだとしても私の年齢で働いて収入を得ている人はたくさんいらっしゃいます。
私にしても、体調や気持ちの波はあって、いつもいつも元気というわけではないにしろ、働けないわけではありません。もちろん、働くだけの時間がないわけでもありません。
そういう状況にあって『収入を得るための行動を取らないこと』が引け目を感じるまた別の理由なのではないかと思います。
老後のことや息子たちのこと、まだまだ絶対安心とは言えないのに…と思ってしまうのではないかしら。
幸いなことに、今は夫の一馬力でも十分生活できます。
使うか使わないかは別として、次男も結構な金額を家に入れてくれています。
だからこそ、私が収入を得ていないことが落ち着かないのかなぁ。
自分の趣味や遊び、美容院や洋服などはこれまでの貯金で賄っていますので、家計に影響を与えてはいないはずなのですけれど、これだって入ってくるものがなければいつかは底をつくわけです。そうすると『◯◯をしたいから(買いたいから)』と夫に頼まなくてはいけない…それもイヤだな~と思うのですよね。
お金を稼ぐばかりが偉いわけではない! それは、よくわかっているつもりです。でもお金はいくらあっても(…ってなんだかすごい言い方ですけれど)困るわけではありません。むしろ、安心につながるのですよね。
ただ、『働いて収入を得ない人は価値がない』と思っているわけではありません。そんなことを言っていては、人は一生働かなくてはいけませんから、『もうここで引退』という時期は必要だと思っています。
だとすれば、私は今の自分がまだ『引退』のときではないと感じているのでしょうか。
それなら、仕事を探して働けばいいのではないの?という話になってきてしまいますよね。
それも望まないので、モヤモヤしているわけです(^_^;)
わかりやすい理由の話を書いているはずなのに、グダグダになってきましたね。
とにかく、『私には収入がない』という現実は、引け目のようなものを感じる決定打であることに違いなさそうです。
《遊んで暮らしている》という思考につながってしまうのでしょう。
それは、在宅ワークであったり、事務パートであったりと収入を得ていた経験があるために、なおさらそう感じるのだろうな…とも思っています。
うちにはお金がうなるほどあるわっ!という状況だと、こんなことを考えたりはしないのかしら?
最近は、やっぱり仕事を探してみようかなと思ってみたり、今から新しい仕事を探すことのストレスを考えて怖気づいたりを繰り返しています。
うん、まだまとまらないな~。
何かストンと胸に落ちてくるものがあるといいのですけれど。
ただ、こうして考えてブログに書いていることで、少しずつ整理ができてきているようには思うのです。
何かいい考え方があったら、ぜひ教えてくださいね ♪
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