京都御苑へふらりと入ってしまった私。

中に入れば、あちこちに案内図でもあるでしょう♪
などと考えていたのは、見通しが甘かったです。
まぁ、案内図などどこにも見当たらない、広い広い敷地です。
ネットで探せば京都御苑案内図などあるのですから、用意をしておけばよかったです。
気の向くままにあちらこちらを歩いていましたら、方向感覚を失いました。
こういうときこそのGoogle Mapのはずですのに、こちらもどうも当てになりません。
自分のいる場所がスーッと動いてみたり、あっちに向いたりこっちに向いたり、Google Map自体が迷子になったような動作をするのですよ…なぜ?
もともと、仙洞御所や大宮御所の参観は考えていませんでした。
閑院宮邸跡も難しいかな~と。
そこまでルートに組み込むと、どうしても行きたいところに行けなくなりそうでしたので。
今回は、そのあたりは周囲だけでも見られればよいことにしようと思っていたのです。
でも、それどころではありません。
自分がどこにいるかわからなくなっているわけですから…。
カメラを構えながら歩いていますので、なおさらなのかもしれませんね。

ここがどこかもわからないまま撮った写真。
立派な御門だな~と思いまして。
帰宅してから調べたところ、どうも仙洞御所の正門だったようです(^_^;)
そう、私は京都御所の参観はしたいと思っていたのでした。
ですから何とかそこまではたどり着きたい…。
でも、御苑の広さと砂利道に足の疲れがひどくなってきました。
事前に見た京都御所のHPに《場内は砂利となっております》と書いてあったことを思い出し、御所の参観は諦めて次以降の予定を優先することにしました。
あ、御所までは何とかたどり着けたのですけれどね。

建礼門です。
そして塀沿いに進んで行った清所門が参観受付場所…だったはず。

ず~っと遠くに見えるあたりです。
でももう、このあたりで歩数は25000くらい…東京に戻る体力も残しておかなくてはいけませんしね。
蛤御門から外に出ました。

本当は、ここから歩いて二条城へ向かってもいいな…と思っていたのです。
ただ、足が…ね。
指先がかなり痛くなってきていて、地下鉄で移動です(烏丸線と東西線一駅ずつね…)。
夫から、その行程は詰め込みすぎ! 行き先多すぎ! 足痛くするよ!と言われていたのがようやくわかってきたような気がしていました。
(→ 東寺~三十三間堂~お墓参り)
クヤシイ!
二条城前駅から二条城はすぐですものね。
今回私が訪れた中で、最も混雑していたのがここでした。

チケットを購入して…二の丸御殿も見学することにしました。
誘導している方は何人もいらっしゃるのですけれど、複数の方が指示を出されるものですから、何が何やら?

東大手門から、いざ入城。

二の丸御殿の正門にあたる唐門です。


菊の御紋もついています。

極彩色の飾りが美しいものでした。
そして、国宝二の丸御殿です。

書院造の立派な建物、狩野派の障壁画や欄間の彫刻などに圧倒されました。
全然興味のなさそうな修学旅行生たちと一緒になってしまい(うるさかったのです…)、それがちょっと残念でした。
二条城には御朱印はないのですけれど、入場記念符というものがありました。
せっかくですので、天皇陛下御即位記念のものを…。

さて。
すでにへとへとと言ってよい状態に陥っている私ですけれど、このあとどうしても行きたい場所がありました。
京都御所の見学を諦めたのも、そこだけは諦めたくなかったからでした。
二条城前駅から地下鉄で2駅。
河原町三条あたりにあるはず…です。