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あの頃はやっぱり寂しかったのだ

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

5月らしい、爽やかな日となりました。
湿度も低くて、1回目の普通の衣類、2回目のシーツ類なども全て乾き、とっても気持ちよいです(*^^*)
こんな日が続くと嬉しいのですけれどね。
明日からは、お天気も忙しそうですよ。

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長男が就職に伴って家を離れたのは、2年前の3月末日でした。
新生活のために家電や家具、生活必需品などを一緒に選んだり、引っ越しの荷物を出したりしても、まだ彼が家を離れるという実感が湧きませんでした。
新しい生活の方ばかりに目が向いていたのだと思います。

3月31日の夜、夕食を摂ってから宿泊先に指定されているホテルへ向かう長男を見送りに、玄関の外まで出ました。
姿が見えなくなる直前にふと振り返り、手を高く上げて笑い、歩いていく姿を見たときに、初めて彼はこれから別の場所で暮らすのだと気がついたように思います。
夫と次男、義両親もいましたので、涙を堪えたまま家に入り、お風呂に入って少しだけ泣いたのが昨日のことのようです。

昨日、母の日のプレゼントを贈ってくれたお礼に電話をかけ、久しぶりに長男の声を聞きました。
普段のやり取りはLINEばかりで、電話をかけることはめったにありません。
実際に声を聞き、話をしているうちに、ふと思ったのです。
あ、あの時からしばらく、私は寂しかったのだと。

長男の大学生活は10年に及びました。
学部4年生からの7年間の研究室生活は多忙を極め、帰れるか帰れないかもわからず、帰ってきたとしてもタクシーで夜中の3時頃…というのが当たり前の毎日でした。
それでいて、朝は7時前には出かけてしまうなど、よく身体がもったものだと今でも思います。

最後の4年間は、夕食の準備もしないでほしいと言われるような生活でした。
好きなことをしているとはいえ、本人も大変だったと思いますけれど、見守る私たちも息詰まるような生活でした。
食事は摂れているのだろうか、身体は大丈夫だろうかと心配ばかりしていたように思います。

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ありがたいことに、就職してからは人間らしい生活を送ることができるようになり、週末にきちんと休めるなんて、いつ以来だろうと笑っていたくらいでした。
関西圏にいて、帰省には5時間くらいかかります。
最初の年は、大学関係の所用などもあり、月に1回近いペースで短期間でも帰省して顔を見ることができていたのですね。
でも、新型コロナウィルスの影響で、家を離れて初めてのお正月を最後に、1年5か月会えない期間が続いています。
そのうち一度遊びに行かせてねという約束も、果たせてはいません。

彼が家を離れても、夫と次男は少しも寂しくはないと言いました。
元気でがんばっていると思えば、嬉しいくらいだと。
でも私の頭の中には、大変だった7年間の生活の様子がこびりついていて、あの生活をひとりで乗り切っているような錯覚に陥っていたのですね。
でも、誰にも『私は寂しい』と言えませんでした。

本人が望んで行ったのだから。
充実して、生き生きとがんばっているのだから。
もう28歳の大人なのだから。
自分にこう言い聞かせて、気持ちを奮い立たせ、『寂しいなんて思ってはいけない』とか『ひとり家を離れると、楽になったこともあるよね、寂しくはないのよ』と一生懸命思い込もうとしていたように思います。

寂しいと思う自分の本心にふたをして、気がつかないふりをして、今までどおりの自分でいようとして。
家のことも何もかも、彼がいないことを当たり前に受け入れたようにこなしながら過ごして。

歌を習いに行ったり、ジムに通い始めたりしたのも、もちろん自分のためではありますけれど、私も新しい生活リズムを作るのだと焦って決めたことだったかもしれません。
強がる気持ちもあったと思います。

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でも昨日、電話で話しながら気がついたのです。
寂しかった自分を、ちゃんと認めてあげればよかったのではないかと。
家族の誰も共感してくれなくても、『うんうん、寂しいよね』と自分を慰めてあげればよかったのではないかと。

28歳は確かに大人です。
それでも、生まれたときからずっと一緒に暮らしてきて、手をかけ、目をかけ、心をかけて育ててきて、ある日突然巣立っていったら、残った方は寂しくても当然なのではないかしら。
それまで当たり前に目の前にいた人が、今日から『ただいま~』と帰ってこなくなったら、当惑しても仕方ないのではないかしら。
年齢なんて、関係なかったのです。
もう28歳なのだから、家を離れて当然で、寂しいと思うなんてみっともないなどと思わなくてもよかったのではないかな。

あの時、もっときちんと自分の寂しさと向き合って、『寂しいよ~、え~ん』って素直に気持ちを出すことができていたら、私はもっと早く気持ちを楽にすることができたかもしれません。
カチカチに固まったようになってしまっていた心を、柔らかくほぐすことができたかもしれません。
これで子育ても終了ね、お疲れさまって心から思えるようになったかもしれません。

今はもう、家から仕事に通う姿を想像することができないほどには慣れました。
長男がこの家で暮らしている姿を思い浮かべるのは難しいです。
《帰省してくる人》になったのかもしれませんね。

2年も前のことを長々と綴ってしまいました。
でも、あの頃はやっぱり寂しかったのだと再認識したことで、何だか気持ちがすっとしたような気がするのです。

ただ、それはそれとして。
ずいぶん長いこと会えていない…これは別の意味で寂しいことです。
顔を見て、ゆっくりおしゃべりしたいなぁと心底思います。
好きなものを作って、一緒に食卓を囲みたいなぁとも思います。

いつになったら、そんな日が来るのでしょうね。



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