普段、自分で雑誌を買うことはほとんどありません。
ファッション誌などは、どこをどう見ればよいのか、わからないタイプです。
掲載されているものをそのまま購入するとしたら、分不相応にお金がかかるわね~と驚きをもって見てしまいます。
読みたい特集ページよりも、読み飛ばしてしまうページのほうが多くて、購入するのはもったいないと思うことが多いのです。
昨日、美容院に行きました。
自分で手入れするのにさほど不自由しなかったせいか、しばらく時間が空いていました。鏡の中にいる自分の髪…白いものがとても目立っているのに気がついて、慌てて予約を入れた次第です。
今回、私の席の前に置いてあった雑誌は『STORY』『クロワッサン』『家庭画報』でした。このあたりと『FIGARO japon』『婦人画報』『ku:nel』『eclat』『Hers』あたりが置かれていることが多いように思います。ときどき『すてきな奥さん』とか『ESSE』なんかもあったりする?
美容院で置かれている雑誌で、自分がどのように見られているかがわかるという話がありますよね。巷にあふれるように存在する雑誌には、それぞれ対象年齢というものがある…ということなのでしょう。ですから、席について自分の前に置いてある雑誌を見て、がっかりしたり密かにニンマリしたり…ということが起こると。
いつもお世話になっている美容師さんとは、かれこれ20年以上のおつきあいです。
もちろん私の年齢もご存知です。さんざんいろいろなことを話してきましたから、お互いの家族のことも知っていますし、私の趣味趣向についても把握されているはず。
その彼女が選んでくれる雑誌ですから、雑誌のタイトルよりも私が興味を持ちそうな企画を重視してもらっているのだろうな…と思います。
お料理とか、美術関係、スキンケアあたりが特集されているものが多いような印象。
雑誌というものをめったに手に取らないというせいもあるのでしょうか、美容院で読む雑誌に載っているお料理に興味を惹かれることが多くて。とってもおいしそうに見えて、この号は買おうかしら?と思うことが時々あります。
今回は、手作りの万能調味料とお鍋の特集をしていた『クロワッサン』でした。
特に、素材を2つに絞ったお鍋。
いろいろな具材から出る旨味が混じり合ったお鍋がおいしいのはもちろんなのですけれど、相性のよい具材2つで作るお鍋! おいしそう♪と思いました。
そして、《干ししいたけとお醤油》とか《にんにくとお味噌》などの材料を寝かせて作る万能調味料もおもしろそう!
ちょうど長男が家を出て自立する…というタイミングでもあるせいか、夫婦二人の食卓にどうかしら?とか、食事の時間も合いやすくなる生活にどうかしら?とか、今までとは違う目線で記事を読みました。
夕食を摂りながら夫と話しているうちに、《買ってみようか?》という流れになりまして。この中からひとつでもふたつでも、気に入った新しいお料理が食卓に登場すれば楽しいよね?と。お酒のおつまみにもよさそうだね!とも。
普段から、いろいろなお料理を作ることは作るのです。
でも、《この味付けがおいしい》《この組み合わせがおいしい》と思うと、もうそれでレシピを確定してしまいがちなcamomille家。食に関しては保守的なのかもしれません。
たまには新しいレシピを試してみるのもいいですよね。
渋い感じの、かっこいい大人な感じのおかず、作ってみたいです。
《おうちバル》を楽しめるといいな~と思っています。