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更年期の今こそ基礎体温を計る意義があるのです

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『更年期ですね』と言われることを確信しつつ、血液検査の結果を聞きに行った日。
血液検査の数値を見る限りでは、更年期に入ったかどうかは微妙なラインであるということがわかりました。このときは、体調不良の原因が貧血にありそうだということが判明してホッとする気持ちと、この年齢になってもまだ更年期に入っていないかもしれないんだ…という驚きというか不思議な気持ちというか…とが入り混じっていたのを覚えています。

それでもいつかは必ず訪れる更年期なのだし、その時期を自分で決められるわけではないのだから、とにかくしっかりと貧血の治療をしてできる限り健康な状態をキープして過ごすしかないのだ…と考えていたのですね。前回の診察で処方されていた睡眠導入剤と漢方薬のおかげか、睡眠の質が少し改善して疲れが軽減していたことと、気持ちがふさぐという感覚が少し治まっていたことで前向きな(?)発想になっていました。

そして私にとって意外だった医師からの指示は『基礎体温を計ること』だったのです。

更年期に基礎体温を計ることはとても大切なのです

基礎体温を計ることが現在の私に必要だなどと考えたことはありませんでした。妊娠を望む女性や若い女性の健康管理に用いられるものだと思っていたのです。
医師の説明によると…。

  • 高温期と低温期がはっきりしていれば、まだ女性ホルモンの働きが活発であると考えられる=更年期はもう少し先
  • 基礎体温が二相になるということは排卵があるということなので、月経時期を予測しやすい
  • 基礎体温のリズムに変化が出てきたどうかも更年期の診断に役立つ

基礎体温のしくみについては、ある程度理解しているつもりでした。でも今になってまた、そのグラフが役立つことがあるなんて!
医師からその大切さを教わって納得した私は、しまいこんでいた基礎体温計を引っ張り出したのでした。

基礎体温からわかることはたくさんありました

翌日から真面目に基礎体温を計り始めました。1ヶ月後に再度受診するまでの間に、自分でも読み取れたことは…。

  • 高温期と低温期ははっきりした二相を描いている
  • 月経周期は以前より短くなっている(高温期が少し短くなっている)

医師の見立ても同様でした。若い頃とは少しずつ変わってきているようですね、でも閉経まではまだしばらくありそうですよ…と。

このときから4年、基礎体温のグラフの形はどんどん変化しました。

  • 高温期と低温期の境目がはっきりしなくなる
  • 高温期に体温が安定しない
  • 高温期がないままの月がある

こういう『定形から外れた』グラフを描く月が少しずつ多くなってきたのです。

現在の基礎体温のグラフは…

そして現在、ほぼ高温期は出現しなくなっています。それでもたまに高温期(?)と思える日が続いた後には月経が訪れたりします。人間の身体って不思議ですね。よくできてるわ~とつくづく感心します。…というかね、私の閉経はいつですか?とそろそろ待ちくたびれているのですけれど。

貧血治療後の更年期症状は…

鉄剤を服用し始めて2ヶ月もすると、血液検査の数値は改善し始めました。それにより治まってきた症状あり、あまり変化のなかった症状あり、その後月日の経過につれて新たに出てくる症状あり…という感じで今に至っています。

 

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