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生活の質を落とす気分の落ち込みと更年期

私、更年期かもしれない…と気づくきっかけとなった症状ー《気分の落ち込み》。
一番長く続いた症状であり、今でも時々ちらりと顔をのぞかせる症状でもあります。
あれは本当に辛かったな~と、しみじみと思い出すことがあるほどです。

もともと心配性だという私の性格にも起因しているのだろうと思います。
不定愁訴は自律神経の乱れも大きな原因だと言いますから、やはり自分の弱いところに出てくるというか、普段の性格や体質などとも大きく関わるのでしょうね。

とにかく生活の質が落ちてしまいます

気分の落ち込みがどういう形で現れるかは、日によってさまざまでした。
何だかやる気がないな~という程度の日もあれば、夕食の準備もしたくないという日、ベッドから起き上がるのもイヤでただひたすら時間が経つのを待っているような日…。今日はちょっと気分がいいなと喜んでいると、夕方からど~んと落ちてしまったり、翌日にはもっとダメになったり…。そうかと思えば妙に晴れやかな気分が続いてみたり…。実は、このアップダウンも結構辛いものでした。気分の波のようなものに自分自身が翻弄されて、疲れ果ててしまうのです。

何をしてもあまり楽しいと思えず、大好きなクロスステッチもほとんど手にしなかったのもこの頃。本を読んでいても字面を追っているだけで頭に入って来ず、すぐに閉じてしまっていました。
家事に取り組む意欲も低下していました。お掃除をしないと…と思いつつ身体が動かないとか、夕食のメニューが全く思いつかないとか、洗濯物を取り込むところまではできたのに畳む気力がないとか、こういうことがしょっちゅうありました。

何より辛いのは、なかなか笑顔になれなくて家族にも暗い顔を見せてしまっていたことです。『ただいま!』と帰ってくる家族を、明るく元気に迎えたいのにそれができない。家族の誰にも何の非もないのに、私がふさぎ込んでいることで嫌な思いをさせていたと思います。

生活の快適さ、精神的な安定、自己肯定感などあらゆる点で質が落ちていた、本当に辛かった日々でした。

どのように過ごしていたのか

私の場合は、その少し前に始めていたパートの仕事が少しだけ助けてくれました。仕事となれば多少無理をしてでも出かけなくてはならず、職場に着いてしまえば気が紛れることも多かったように思います。当時は午後からの仕事でしたので、朝起き上がるのが辛くても、ゆっくりと気持ちを持ち上げて何とか出かけて行くという感じでしたけれど。ただそれも、私の症状が軽めだったから言えることなのかもしれません。

家族の理解があったことにも救われました。不定愁訴という表現がぴったり当てはまるのが更年期。自分でもどうしようもない不調のあれこれが次々にやってきます。傍から見ている男性3人、『あぁまたか』と思ったり多少いらついたりすることもあったのではないかと思うのです。ただ彼らは、ひたすら優しかった。起きられなければ(起きたくなければ)寝ていていいよ、夕食が作れなければ誰かが買ってくるか作るかすればいい、掃除は時間のある人ができるときにすればいい…ということを言葉でも行動でも示してくれました。

後になって、あの時は嬉しかったし救われた…という話をしたところ、『だって、本当に毎日辛そうだったよ。どのくらい辛いかなんて本人にしかわからないけど、本当に痛かったり辛かったりするんだろうから、自分たちができることはすればいいと思ってた』と3人とも同じようなことを言いました。

積極的な対策は

もともと受診した最大の症状のひとつでしたから、処方された漢方薬を服用していました。
『加味逍遙散』というものです。更年期による気分の落ち込みなどには最もよく使われる漢方薬だそうです。2週間ほどで少し気持ちが軽くなったように感じましたので、しばらく服用を続けました。落ち込みがひどくて食欲があまりなくなったことがあり、そのときには『四君子湯』も処方されていました。

加味逍遙散は市販もされている漢方薬で、実家に泊りがけで出かけた際に処方薬を持っていくのを忘れてしまったときに購入したことがあります。

医療用と市販薬とでは成分量などが異なるでしょうし、最初は医師の処方に従うのがよいのだろうと思います。費用としても処方していただいたほうがお安く済みますし…。でも、処方薬を飲みきったあとも、お守りのように一箱だけ置いてあります。

エッセンシャルオイルも利用していました。気分をリラックスさせる効果のあるラベンダーをベースに自分の好みの香りをプラスしてみたり、ブレンドしてあるエッセンシャルオイルを使ったり。好んで焚いていたのは、オレンジスイートやカモミールでした。

このようなセットもいくつか販売されていますので、自分の好みの香りを探したり効能から選んだりするのも気分転換になりました。

あとはもう、自分の気持ちのアップダウンにあまり逆らわず、半分諦めることにしていました。いつかはきっと、また気力が充実する日が来ると信じ込もうとしていたように思います。家族が気にするなと言ってくれるのだから、それでいいじゃないかと…。

だましだまし過ごしているうちに数年が経ち、気がつくと大きく気分が落ち込むことはほとんどなくなりました。ま、たまにはずーんと低空飛行することもないわけではありませんけれど…。

 

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