ここ数年、とても太りやすくなりました。
以前にも書いたことがあるのですけれど、もともと食べることが大好きで運動はあまり好きではないという、スラリとした体型をキープするには不向きなタイプ。
それでも40代半ばくらいまでは、食べ方と身体の動かし方を工夫することで、そこそこ体重のコントロールができていたのです。
(あくまでも《そこそこ》です!)
それがまぁ最近は、ちょっと食べ過ぎるとすぐ太る! ちょっと動かないとすぐ太る!
…と言うより、今までと同じように食べていると太る! 今までと同じように動いているのに太る!…のです。
以前の記事で書いたウォーキングと軽い体操、できる範囲で続けています。
今月に入って普段より30分早く出社するようになってからは、《一駅手前で降りて歩く》というウォーキングができなくなっているのですけれど、週末はサボらないように心がけていました。
でも増量するのですよねぇ…。
そしてこれも、おなじみの《エストロゲンの減少》の仕業だったりすると。
更年期に増量する原因には大きく2つあるようです。
- 基礎代謝量の減少
- エストロゲンの減少
まずは、年齢とともに筋肉量が減少して基礎代謝量も減ることで、生きているだけで消費できるカロリーが少なくなってしまうのですね。
ですから、若い頃と同じような量と質の食事を続けていると、摂取量オーバーの状態になるというわけです。
自分の体調を振り返ってみると、本当に気持ちが沈み込んでいるときや身体のどこかが痛むときには、どうしても家にこもりがちでした。
仕事には行っていましたけれど、それ以外は最小限の活動しかせずに暮らしていた時期もあったように思います。
そういう時期に筋肉量が落ちていっていたのかもしれませんね。
そして、エストロゲン。
これはコレステロールや中性脂肪、内臓脂肪など、脂肪の代謝を促進する働きも持っているのですね。
更年期になってエストロゲンが減少することで、脂肪の代謝が悪くなり太りやすくなるというわけです。
エストロゲン、恐るべし!
女性ホルモンが一生の間に分泌される量って、ティースプーン1杯分と言いますよね。
…と言うことは、日々体内に存在している量なんて、たかがしれていると思うのです。
それが増えただの減っただの、急激に変化するだの言ってみたところで、大した量ではなさそう…。
それなのに、こんなにあれこれ身体に影響を及ぼすのですから。
そうかぁ…。
太りやすくなるのもホルモンの影響なのかぁ…。
自分でコントロールできる範疇にないことだから、仕方ないわねぇ…。
…と思ってしまいそうなところではありますけれど、いやいやそれはよくないこと。
見た目の良し悪しはともかく(…いえ、これも結構大事!?)、健康に悪そうですものね。
諦めてしまうわけにはいかないかと。
何と言っても健康第一です。
身体によくて、しかもストレスをためずに増量を防ぐ方法…見つけたいものです。