本来の母の日は、5月の第2日曜日。
ですから、今年は10日ですね。
でも今年は母の《日》ではなく、5月全体を母の《月》にしようという動きがあるのですってね。
ひとつは、お花の到着日を母の日に合わせるために同じような時期にお客さんがお花屋さんに出向き、お店が混雑すること(3密)を避けるため。
そして、このご時世で多忙を極めている配送業者さんの負担を少しでも軽減するため。
さらに、同じくこのご時世でネット通販でお花やプレゼントを選ぶ人が増え、ショップが多忙を極めたり《密》な状況が発生したりするのを防ぐため。
よい考えだなぁと思います。
明日には緊急事態宣言も延長される予定です。
みんなの心も疲れを増している時です。
早めに届くお花やプレゼントは、それだけ早くおかあさまたちの心を明るくし、癒やしてくれることでしょう。
10日より遅く届いたって、心を尽くして選び、用意されたものがおかあさまたちに喜びを運ばないはずはありません。
私は実母には4月中にプリザーブドフラワーを贈ってしまいました。
(→ 母にお花を)
もともと体調に不安があり、楽しいことが少なめな日々。
《そんなことには慣れているから大丈夫よ》と笑う母ですけれど、娘としては少しでも明るく楽しい気分になってほしい…そんな気持ちから贈ったものでした。

我が家は二世帯住宅ですので、義母とは階段の昇り降りだけで会うことができます。
毎年ゴールデンウィークには、一緒に食事をするのが恒例で、それが母の日のプレゼントの代わりのようなものでした。
外食する年もあり、自宅でちょっとごちそうにする年もあり…という感じです。
でも今年は、私たちが無症状の感染者かもしれないということを忘れてはいけないと考えています。
夫も次男もテレワークが基本で、3密が予想されるところには出かけていないとはいえ、絶対大丈夫とは言えません。
私の両親より少しずつ高齢である義両親のリスクは、決して低くはないと思っています。
ですから、この騒動がもう少し落ち着くまで、一緒にテーブルを囲むのは止めておこうと決めました。
夫も次男も同意見です。
用事があって顔を出す時も、最小限の時間にしています。
…というわけで、今年は義母にもお花を贈ることにしました。
私が母に贈ったものは、私自身が惚れ込んだものでしたけれど、全く同じというのも芸がない(芸…必要?)かな~と考えて、いろいろ探してみたのですけれどなかなか見つかりません。
父から送られてきた写真を見て、夫もとても気に入った様子で、同じものがいいと言い出しました。

義母は今でこそ静かに家の中にいることが多くなりましたけれど、少し前まではとてもアクティブな人でした。
とにかく家にじっとしているということがなくて、お友だちと会ったり、いろいろな習い事をしたり、ちょっとしたものを買いにデパートへ出かけたり、とにかく気がつくと家にはいない…そんな人でした。
その義母も最近は『何だか気持ちが鬱々とするわね~』と言うようになっています。
ですから私は、ビタミンカラーのオレンジがいいのではないかしら?と思っていました。

もしくは、リビングの雰囲気に合わせて落ち着いたパープル。

でも夫はピンクがかわいいと言います。

それだと私の実家とおんなじになっちゃうよ?
と一応言ってみたのですけれどね。
いいのですって。
息子って、いつになってもおかあさんにはかわいいものがいいって思うのでしょうか…?
息子がいいと思うものが一番!…ですよね?
ということで、結局義母と実母に同じものを贈ることになってしまいました。
どちらもカーネーションではなく…。
一昨日義母の元に届き、想像していた以上に喜んでもらえて、私たちもほっとしています。
『お部屋がぱっと明るくなるわね~! 嬉しいわ~♪』と言ってもらえました。
10日ほど早い母の日のプレゼント。
これはこれで、よかったと思っています。
おかあさん(たち)、いつも優しく見守ってくださってありがとうございます。
いつになったら、本当の恩返しができるのかな~。
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