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寂しくないなんて、そんなはずあるわけない

入社式の前夜から都内のホテルに滞在し、東京で研修を受けていた長男は、昨日別の土地へ移動しての研修が始まりました。大学の研究室での生活がブラック企業並み(!?)に過酷だったせいでしょうか、今の暮らしは《超ホワイト!》なのだそうです。早寝早起きして睡眠もたっぷり、研修の内容は楽しくて♪という何ともすてきな時間を過ごしているようで、私たちも嬉しい限りです。

昨日の午前中に《無事到着~!》という連絡を受けていましたので、夕方義両親に報告に行きました。ひとしきり話をしたあと、義父に言われました。

『camomilleさんが寂しくて、毎日泣き暮らしているんじゃないかと思っていたけど、意外と平気なんだね。あまり寂しそうではないね』

そんなわけ、ないじゃないですか…。

昨年の夏に腕を骨折・手術した義母、数ヶ月のリハビリを経てほぼ不自由なく生活できるようになったのはよいのですけれど、その後帯状疱疹になったり、次には別の体調不良になったり…とやはり体力が落ちているのかなと思うことが多くなりました。それまでが年齢のわりにはとても元気だったからでしょうか、気持ちの落ち込みもひどいようで、軽いうつ症状だと言われているとか。

そんな義母は孫が家を離れたことが寂しくて仕方ない様子です。長男の様子を聞きたくてたまらないものの、いざその話になると涙が出てきてしまう…という、周囲にとってはちょっと困った状況になっています。その義母を前にして、私までウルウルしたり涙をポロポロこぼしたりしていては、さらに大変なことになってしまうと思うのですね。

それより何より、長男自身が望んで選んだ仕事、学生時代の努力が認められて与えられた環境に赴くことを心から喜んで、希望に満ちて出かけていったというのに、《寂しくて泣き暮らす》なんて意地でも言いたくありません。口が裂けても言いたくありません。

義母がよく言っていました。子育ては社宅の奥さんたちと協力してしてきたようなものだと。夫は全くあてにならなかったと。だから、子育ての大変さなんて、何も知らないのよ!と。
私たちの一つ上の世代は、みんなそうだったのかもしれませんね。いわゆるモーレツ社員がもてはやされていたころですから。
でもその分、妻の寂しさとか悲しさとか辛さとか、そういう気持ちに本当に寄り添うことなく暮らしてきた部分もあるのではないかと思ってしまいました。

昨日から今日にかけて、このこと以外にも義父と義母が口にしたことで胸が痛くなったことがあったのです。大きな塊が喉にぐっとこみ上げてくるような苦しさを感じるような…。
母親としての私の気持ち、義母の寂しさを理解したいと思う義娘としての私の気持ち、あまりわかってもらえてはいないのかな…と悲しかったです。
私自身の気持ちがささくれているのかもしれませんけれど…。
価値観が違うだけ…そう考えればよいのかな。
このところ、義両親の言動にズキッとさせられることが時折あって、余計にそう感じてしまったのかもしれません。

悪気はないのでしょうね、きっと。
私は心を尽くして向き合っているつもりなのに…なんて、悩む必要もないのでしょうね。そもそもそう思うこと自体がおこがましいのかもしれません。

ごめんなさい、ここまで読んでくださった方には不愉快な思いをさせてしまったかもしれませんね。
今日はとりわけ気持ちが低空飛行しています。
早めに眠って、明日には浮上できたらいいな…と思います。



4 COMMENTS

あんどーなつ

「あまり寂しそうではないね」というお義父さまの言葉は、ちょっとショックでしたね。
寂しくて泣き暮らしていられれば、それはそれでラクではあるのでしょうけれど、母親はそうは出来ません。
気持ちを押し込めてでも、心を律してシャンとしていなければならない。それが母親の苦しさでもあり辛さでもありますから。
ましてや、寂しくて仕方がない様子のお義母さまを目の前にしては、ご自身の感情を出したくても出せるわけがありませんもの。
子育てに直に関わってきた者と、たとえ可愛い孫ではあっても、あくまで第三者的な祖父母との立場の違い、、、
頭では理解できても、camomilleさんが感じられた、大きな塊がぐっとこみあげてくるような苦しさ(歯がゆさ)は、とても理解できます。

気温も上がりそうなこの土日は、桜を楽しむ人たちでどこも混雑しそうですね。
満開の桜は、時に嬉しく時に寂しく、その時々の自分の
心の状態によって、その映り方も変わってくるように思います。
咲き誇る桜を眺めたら、camomilleさんの気持ちも少しは元気になれるでしょうか。そうであればいいのですけれど、、、

私もこれから、吉〇寺まで出かけ、最初の一週間を乗り切って疲労困憊?の娘の顔を、ちょっと覗いてこようと思います(^^)

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camomille

あんどーなつさん

何とも大人げない記事を書いてしまったかしらと、ちょっと反省していました。
義両親にはできるだけ穏やかに、言葉も心も尽くして暮らしてきたつもりでしたので、
ショックだったのだと思います。
それに、多分私の気持ちも少し弱っていたのでしょう。
共感していただけて、救われた思いです。
ありがとうございます。

これまでの長い年月の間にもいろいろな思いはありましたけれど、
特にここ数年は義両親の言葉や行動が変わってきたように思っていました。
それも歳を重ねるということなのでしょうか。

今年は新年度のスタートが月曜日でしたから、最初の1週間が長かったですね。
慣れない環境と生活リズムの中で緊張を強いられて、
新人さんたちは疲労困憊でしょうね。
お嬢さん、元気にしていらっしゃいましたか?
おかあさんの顔を見て、ほっとされたのではないでしょうか。
実は私も吉◯寺に行っていたのですよ。
どこかですれ違っていたりして!?
井の頭公園の桜は、ここ3日ほどの間に満開を通り越したようでした。
人出は満開でしたよ!

あんどーなつさんのおっしゃるように、今年の満開の桜を少し寂しく眺めた私は、
そういう心の状態だったのだなぁと思います。
本当にそんなに寂しいのか?と問われれば、やっぱり《寂しい》とは少し違うように思うのです。
ただ、義母の体調も心配だったり、いろいろな思いが絡まり合って
気持ちが沈んでしまったような感じです。

本当にありがとうございました。
少しずつ、上昇していきたいと思います。

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*ururu*

「旅立ちの日に」と合わせてこちらにコメントさせていただきます。
ご長男さんが出発されてから少しは気持ち、落ち着かれたでしょうか?
他の事では泣かない私でも昔から息子との別れは苦手です。
私は息子が修学旅行へ出かける日でさえ悲しくなっていました(笑)
でも子供が楽しみにしているのに悲しい顔は見せられない・・・

そう・・・ 母はいつも強がっているんですよね。
Camomilleさんだって精一杯強がっている・・・
強がるしかないんですもの・・・

でも私は義両親さんが孫が家を離れたことが寂しくて仕方ないと思わせるくらいの信頼関係を築いてこられたCamomilleさんがすごいと思いました。

我家の息子たちは自宅通勤ですが、家に暮らしていても自分の世界を持ち勝手にやっています・・・
子供が家に居ようと外に居ようともう自分を頼り、世話を焼けた楽しい時間はもう二度と戻ってこないのだと実感させられます。

これからは自分のために時間を使っていきましょうね v(*’-^*)-☆
Camomilleさんのクロスステッチの作品、これからも楽しみにしています。

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camomille

*ururu*さん

長男が家を離れて、ちょうど1週間が経ちました。
実感が湧いているのだかいないのだか、よくわからないまま時間が過ぎていきました。
やっぱり、《寂しい》とは少し違っているようには思います。
新しい生活を応援したい気持ち、ただ健康を願う気持ちのほうが強いです。

ま、それも自分が強がっているのだな…という自覚とともに感じる思いです。
子どもたちの幸せを一番に願おうと思えば思うほど、母は自分の気持ちに蓋をするのかもしれませんね。

社会人の息子さんたちとともに生活することもまた、さまざまな心労とか雑用とかで
大変なのだろうな…と、友人たちの話を聞いても思ったりします。
一人前になった(はずの)子どもたちが、親を頼り世話を焼いてもらいたがることなく、
自分の世界で生きていこうとできるようになっていることを、喜ぶのがよいのでしょうね。

*ururu*さんのおっしゃるように、もう少し自分の時間を大切にしていきたいと思います。
増える一方のクロスステッチ在庫も、何とかしなければ!です。

温かいコメントをいただいて、本当にありがとうございました。

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