いらっしゃいませ。お訪ねいただいて、ありがとうございます。
今日は寒くて冷たい雨の降る中、上野の国立西洋美術館で開催中の美術展へ行ってきました。
『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』です。

新型コロナウィルスの騒動は、私たちから美術展へ行く楽しみも奪っていました。
いくつもの企画展が中止・延期となり、今でも好きなときに好きなものを…というわけにはいきません。
今日の美術展も、日時指定制で事前にチケットを用意しておかなければ、入場することはできないのです。
私たちがチケットを購入したのは9月下旬、その時点で会期終了までの週末のチケットは完売状態でした。
幸い、欲しかったのは今日(金曜日)のチケットでしたので、まだまだ余裕があり、無事に購入できたのですけれど…。
イープラスのスマチケで購入しましたので、手数料もかからず楽チン ♪
今日美術館へ着いてみると、もうチケットは完売とのことでした。
会期終了日まで完売しているようですね。
さて、私たち…前回美術館へ行ったのはいつだった?という話になりました。
『コートールド美術館展』だったことは2人とも覚えていたのですけれど、一体それはいつだったのか…?
帰宅してから調べてみましたら、何と昨年の11月末でした。
(→ 金曜日 夜の美術館)
1年近くも美術館へ足を運んでいなかったなんて…。
その間に、上野駅周辺はかなり変わっていました。
まず駅の《公園口》が移動していて、いつもの階段から上がろうとしたはずなのに、何か様子が違っていて…。
改札から見える風景も何か違う…。
道路を渡らなくてよくなったのは、GOODですね!
駅ビル全体で大きな工事をしている様子でした。
そのうち、見違えるようにきれいになるのでしょうね。
ロンドンのナショナル・ギャラリーは、私たちが30年以上まえに新婚旅行でも訪れた思い出の場所です。
写真撮影も自由で、人もそれほど多くなくて、日本の美術館となんて違うのだろうと驚いた覚えがあります。
どんな絵があったのかなどはほとんど覚えていませんでしたけれど、何となく親近感が湧くものですね。
日時指定制のチケットで入るとはいえ、館内はそこそこの混みようでした。
もっと早い時間から入った人もまだ残っていたでしょうし…。
《密ではない》と言える状況ではなかったと思います。
それでも、ナショナル・ギャラリー展となれば、通常の運営をすればもっともっとぎっしりと人が入るに違いありませんものね。
できる限りの対策はしっかりと取ってあると思えました。
1時間半近くかけて、ゆっくりと観てきました。
公式図録、ちょっと欲しいな…と思ったのですよね。
とてもよい美術展でしたので。
ただ、買ってもたいていパラパラと見て書棚に並べて満足してしまうのです。
恥ずかしながら、詳しい説明部分をちゃんと読むことは、ほとんどありません。
迷いつつ店内を見ていましたら、こんな本がありました。

AERAの完全ガイドブック。
本来なら、こういうのを読んでから行けばよかったのかもね~と笑いつつ、かなり多くの作品も掲載されていましたし、解説もあり、勉強になりそうな感じ。
文字の量もちょうどよいね!と、図録の代わりにこちらを購入することにしました。
また読む本が増えちゃった(^_^;)
それから、私が一番気に入った作品のクリアファイル。

カルロ・クリヴェッリの『聖エミディウスを伴う受胎告知』です。
こういうクリアファイルも、実はもったいなくてしまいこんでしまうのですけれど(^_^;)
久しぶりの美術展は、とても満足でした。
内容もですけれど、精神的な充実感を得られて、幸せな気分。
日時指定制のチケットは、寒くても雨でも行かなくちゃいけないのよね~などと言っていましたけれど、本当に行ってよかったです。
明日は大荒れの予報…明日のチケットをお持ちの方、十分対策をしてお出かけくださいね。
ランチは、昨日予約しておいた《洋食 黒船亭》。
ゆったりと落ち着いた老舗の洋食店、とてもおいしくて満足しました。
今日はお休みでお留守番&生協到着品の片付けなどをしてくれていた次男にも、ちょっとテイクアウトのおみやげを。
こういう1日は本当に久々。
次はいつこういう機会があるかわかりませんけれど、そろそろ行きたい美術展のチェックをして楽しんでもいいのだな~と思いました。
ちょっと歩き疲れた~(^_^;)
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