緊急事態宣言が延長されました。
これは想定内…というか、少なくとも東京都の現状を見る限りでは、解除される要素はないな…ということは火を見るよりも明らかなことでした。
1か月ほど延長という予定が、5月いっぱいに決定し、あと3週間と少し。
その間にどこまで沈静化できるか、それは私たちの心がけと暮らし方にかかっているということなのですね。
緊急事態宣言の延長発表に伴って、『新しい生活様式』というものも発表されました。
注意深く見てみたつもりですけれど、今までの注意点とさほど変わったことがあるようには見受けられません。
とにかく基本的には3密を避け、外出を自粛し、手洗いを徹底すること。
感染予防にはさほど効果がないと言われてきたマスクも、いつの間にか全ての人が装着することが当然のようになっていますね。
今の私にできること。
不要不急の外出を避け、人混みを避け、心を落ち着けて淡々と暮らすこと。
淡々とではあっても、日々一生懸命生きること。
できることなら、ピンチをチャンスに変えるくらいのつもりで、何かを自分の身につけること。
そして、私の中で決めたことがあります。
『新しい生活様式』にそぐわない暮らしをしている人を見聞きしても、イライラしたり憤ったりしないということ。
こんな言い方をしてしまうと身も蓋もないのかもしれませんけれど、所詮わかり合うことのできないタイプの人たちなのだと思うからです。
自分だけがイライラしたり憤ったりしても、相手には絶対に伝わりませんし、その分こちらが疲弊して損をするだけです。
『マスクもせずに通勤電車に乗っているけど、感染してないし~』
『かかるなら自分がかかればいいと思っているから、いいんです』
こういうことを言い放ちつつ、SNSで呼びかけて集まって遊んだりなどしている人たちは、きっと想像力というものを持ち合わせていないのでしょう。
自分は若いからかかっても症状が出ないかもしれないし、辛くもないだろう。
重症化することもなく、ましてや死に至ることなどないだろうから、かかっても構わない。
…と、ここまでしか考えられないのでしょうね。
自分はそうかもしれないけれど、無症状のまま誰かを感染させてしまうかもしれない。
そして、誰かの大切な人に辛い思いをさせるかもしれないし、最悪の場合は命も奪ってしまうかもしれない。
その『誰か』は自分かもしれませんし、自分の大切な誰かかもしれないことなんて、考えもしないのでしょう。
多くの場合は、そういう悲しい思いをしなくて済んでしまうのかもしれません。
それでもどこかで誰かが身を引き裂かれるような思いをしているのかもしれないのですよね。
そんなことにも考えが及ばない人って、やっぱりいるのですね。
そういう人たちって、きっと今回の騒動がなくとも普段の生活の至るところで、私たちとは相容れない行動を取っているのだろうと思います。
私の交流範囲内にはいないであろう、そうした人たちに憤っても暖簾に腕押し、豆腐にかすがい。
幸いなことに、私の身の回りには『新しい生活様式』をすでに当然のこととして実践している人ばかりです。
そうした人たちに囲まれていることをありがたいと思い、できる限り穏やかに今の状況を乗り越えていけたら…そう思います。
そして、もし社会のために私にできることがあるならば、協力したいと思います。
自分の力の範囲内で…ということにはなってしまいますけれど。
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