一度は行ってみたいと思っていた《オープンステッチハウス+!》の作品展。
2015年以来、毎年春と秋に開催されているそうなのですけれど、毎回ついつい見逃したりどうしても都合がつかなかったりで、伺うことができていませんでした。
もともと会期がそれほど長くないということもあるのですよね。
今回は運よく会期の2日目に気がつきましたので、会期3日目となる昨日行ってきました。
開場とほぼ同時刻に入ったのですけれど、すでにたくさんの方が訪れていらっしゃいました。
時間が経つにつれて、もう会場内はいっぱいです。
こんなにすてきな作品たちが展示されていましたよ。

これはもう、フレメを代表するような野の花のデザインですよね。
大きさにも圧倒されました。
ステッチするのがどれほど大変だったことか…(^_^;)
実は、私も似たような作品をステッチしたことがあります。
もちろん、サイズも難しさもこの作品には及びませんけれど。

額装も含めて、一番のお気に入りです。
初めて、そして現時点で唯一の花糸でのステッチでした。
さて他の作品たち。

《フレデリック公園》だそうです。
これは、刺してみたい!と思いました。

アンデルセンのお話です。
とってもかわいらしくて、優しい色合いがすてきでした。

《チボリ公園》。
これでひとつのデザインなのではなくて、4つのチャートを横に並べて作られたものなのだそうです。
私は(我が家は)チボリ公園には特別な思い入れがありますので、もしこれを飾ることができたら幸せな時間をいつも見ていられる…そんな気がしました。


どちらも派手ではないけれど、クリスマスの暖かい雰囲気が感じられます。
特に上の《ホワイトクリスマス》は本当にステッチしてみたい!

クリスマスの作品がまとめて展示されていました。
やっぱり絵になるデザインが多いな~。
暖かく、美しく、ステッチしてみたくなるデザインが多いな~と思います。

《コペンハーゲン》。
北欧の街の特徴がよく表れていますよね。
私がクロスステッチを始めたきっかけのひとつは『デンマークのクロスステッチ』の本を見て魅せられたことでした。
自分のクロスステッチの原点に立ち返ったような気分になりましたよ。
会場内では、たくさんのキットやチャート、花糸が販売されていました。
フレメのキットをこんなにたくさん見たのは初めてかも!
もうすでに在庫をたくさん抱えている私、『増やしちゃいけないな~』と思いつつも、ひととおり…というよりは一生懸命見てみました。
いくつか欲しいな~と思ったものがあったのですけれど、思いとどまったのには理由がありまして。
実は私、『デンマークのクロスステッチ』の本を数冊持っているのですね。
今はもう絶版になっているものを含めて…です。
もしかしたら、今私が欲しいと思っているものが、その本に載っているかもしれないと思ったわけです。
何となく見覚えのある気がするものもありましたので。
また、ネットではほぼどれでも購入できるということでしたので、帰宅して確認してからでもいいな…と思い直しました。
そしてやっぱり、欲しいと思ったもののいくつかは、手持ちの本に載っていました!
ホッ(*˘︶˘*).。.:*♡
あれもこれもステッチしたい、でもステッチするにはそれなりに時間がかかります。
ジレンマに陥っているステッチャーさんは私だけではないはず!?
でもせっかく実物を見て欲しいと思ったのですもの、厳選して何かひとつでも購入できたらいいな…そんな気持ちでいます。
この作品展は今回が11回目になるとのこと。
しかも会場が地域開発に伴って閉店になるということで、今回を最後にしばらくお休みになるそうです。
今回行くことができて、本当によかったです。
何より励みになったのは、あのスペースがいっぱいになるほどクロスステッチ愛好者が多いということを知ったこと。
そして、私よりずっと年上に見える熱心な方がたくさんいらしたこと。
まだまだこれから先もステッチを続けていけるという勇気をいただいて、帰ってきたのでした。