今朝歯科検診に行き、ちょうど診察台に座った時、母から着信がありました。
歯科衛生士さんに、『どうぞ出てください』とおっしゃっていただき、急用でないことを確認して、『後でかけ直すね!』と。
多分用件はあのコトだな…と思いつつ。
以前にも記事に書きましたように、私の両親は隣県に住んでいます。
今回の新型コロナウィルスの影響で、お正月以来会えていません。
(→ 本当はおなじようにしてあげたいのです)
(→ 帰省できない夏休み)
2人でがんばって生活していますけれど、そろそろストレスもたまっているでしょうし、疲れも出ているのではないかと心配しています。
週1のヘルパーさんも今はお休みしていただいていると言いますし。
両親とも高齢ですし、母は要支援の認定も受けています。
少しでも手伝いに行けたら、いえ、顔を見ておしゃべりの相手だけでもできたら、お互いに少しは気持ちが晴れるでしょうに…と思うのです。
それで、先日こんな提案をしました。
- 私は2週間、電車に乗らず、街にも出ず、基本的には近所への買い物にしか行かない
- 夫と次男も含め、毎日検温する(次男はすでにしています)
- 実家へは電車ではなく車で送ってもらい、私だけが家に行く
これだけしたら、会いに行ってもいいかな?って。
これで2週間何もなければ、感染者ではないと判断できないかしら?って。

ありがとう
おとうさんとも相談して、よく考えてみるわ
歯科から帰宅し、母に電話しました。
やっぱり用件はこのこと。

もちろんCamomilleにはとても会いたい!
車で送ってくれるとまで言ってくれる夫さんや次男くんにもとても感謝してるわ
でもやっぱり、今回はやめておこうと思うの
そして、通院している病院の医師にも話してみたこと、いろいろ考えたことを話してくれました。
とてもとても迷ったということも。
でも私の感想は《やっぱりね》でした。
もともととても慎重派な両親ですし、2人とも持病がありますし、私が無症状の感染者であるということも考えられるわけですしね。
それに、次男は毎日混んだ電車に乗って渋谷経由で通勤しています。
私だけが家にこもっていても、リスクがあることに違いはないのですものね。
隣県でも日々感染者数が増加しています。
東京の状況も楽観視できるものではありません。
さまざまなことを考え合わせての判断だったのでしょう。

そうね
おかあさんはそう言うと思ってた…
そのほうがいいね
会えないのは残念ですし寂しいですけれど、両親が自分たちで決断したことですから私は尊重するだけです。
それに、自分たちで決めたのだから…と思えれば、諦めもつきやすいかもしれないとも思います。
正直なところ、ちょっとホッとしている私もいます。
これから2~3週間、ほぼ家に缶詰になっていることのストレスは私も同じですし、会いに行ったとしても《私が感染させてはいないだろうか》と気を揉まなくてはいけないわけですし。
会いたいと思う反面、何ともいえない恐怖感のようなものがあったのも事実です。
『会いたいから来て!』と言われることをほぼ想定していなかった自分に気がつきました。
そして、言われなくてよかったと思っている自分にも。
何だかちょっと薄情ですね。
両親が高齢なだけに、あと何回会えるのかなってつい思ってしまいます。
『明日行くよ~』と気軽に行ける日が来るのはいつになることでしょう。
そんな日が本当に待ち遠しいです。
私自身は必要以上にコロナを恐れてはいないと思っていましたけれど、意外とそうでもないのかもしれません。
正確な情報を正確に選択すること、改めて心に留めたいと思います。
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