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高齢の両親のこれからの暮らし方を考える②

今日はほぼ1日家から出ないで過ごしました(^_^;)
夫は出社日で不在、おひとりさま時間です。
とはいえ、仕事がありますのでそんなにのんきな感じではありませんでしたけれど。
何しろ、今ちょっとトラブルに巻き込まれていることがあって、それがいつも気がかりですのでね~。


外に出なかったのは、用事がなかったからでもあります。
でもそれよりも、身体と気持ちがどんよりと疲れていて、あまり動きたくなかったというのが正直なところ。
1日おきに通うリハビリも結構疲れますし、両親のことで考えること、することがたくさんあるのも気持ちの負担になっています。
心がぽきりと折れないように、自分を守らないと…という構えで暮らしています。


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さて、前回は両親の現状と子どもである弟と私の関わり方について書きました。

母の心配事

2年ほど前から、母の口からこんな言葉が出るようになってきました。
『今後のことについて相談したいから、一度来てほしい』
電話で話していても、将来への不安ばかりを口にする母です。

自分が《死ぬこと》を心配したり怖がったりしているというよりも、残された家族に迷惑をかけたくないという気持ちが大きいと私は感じていました。
ですから母の心配事というのは、今のうちに何をしておけばよいのかをはっきりさせたいということがメインなのですね。
何がわかるようにしておけば、家族が困らないのかを知りたいということなのです。
一応市販のエンディングノートも買ってみたそうなのですけれど、1ページも書いていない状態でした。

資産的な面で言えば、母は不動産を持っているわけではありませんし、相続の対象になるのは現金や株程度です。
これは、我が家の場合揉める案件ではありません。
それこそエンディングノートにでも書いておいてもらえれば、それで十分。

年齢的にデジタルデータは持っていませんから、例えばどこかのサイトのアカウントを消すとかパスワード云々の問題なども起こり得ません。

あとは葬儀をどうしたいかとか、お墓をどうしたいかとか、そういう希望があれば書いておいてくれれば…という感じです。
正直なところ、何をそんなに不安がっているのかがよくわからない…。
不安が不安を呼んでいるという状況に見えました。

行動に移せない

母がそういうことを言いだした頃は、コロナ禍の真っ最中でした。
母はコロナを必要以上に(私から見て)恐れていて、私たちが訪ねていくことをなかなか受け入れてくれませんでした。
ですからせめてもと、頻繁に電話をするようにしていたのですけれど、毎回同じような話の繰り返しの上に、耳が聞こえないこと、食事の支度がしんどいこと、あちこちが痛いことなどの愚痴がとても多くなっていました。
そうすると、聞いている私の心の中にも重い石のようなものが溜まってきて、苦しくなってきます。


私が若かった頃、母と電話でおしゃべりすることは、何よりの息抜きでした。
遠く離れていましたけれど、子育てのアドバイスもたくさんもらい、励ましの言葉をたくさんかけてもらって、元気になって受話器を置く…そんな日々でした。
いつの間に、母と電話することが苦しく、避けて通りたいことになってしまったのでしょう。
そう考えると、とても悲しいです。

私と相談したい《今後のこと》のひとつひとつはそう難しいことではなくて、どこかに書いておいてくれて、それがどこにあるかを教えておいてくれれば用が足りることがほとんどでした。
でもその《書いておく》ということが億劫で、行動に移せないのですね。

書いておいてほしいことを箇条書きにして渡しても、それを自分で書き残す気力と体力がないように見えました。
まぁ、箇条書きにして整理できただけでもよいか…と私はそんな気持ちでいたものです。

身体が辛くて家事が負担なら、ヘルパーさんを探すよと言っても、助けになりそうなことを提案しても、新しいことを受け入れる余裕がないのでしょうか、行動に移すことができない母でした。

身動きが取れない弟と私

母が現状を変える気があまりないことで、弟も私も身動きが取れない状態になっていました。


弟は私より両親の近くで暮らしている分、ちょこちょこと顔を出してくれています。
そして、さまざまな提案をしてくれてもいました。
その分思うこともあったのでしょう。
珍しく電話で話したときには、お互いの思いを率直に打ち明けて、どうにも動かせない現状を何とか前に進めるように手助けするしかないね!という話に落ち着いていました。

両親との関わりが億劫になりそうな自分への嫌悪感

なかなか訪ねてはいけない実家でしたけれど、常に私の気持ちの中には両親の存在がありました。
それでも、これまで書いたようなさまざまなことが重なって、だんだん両親のことを考えたり、実家へ行くことが怖いと思ってしまったりするようになっていて。
それは私の中で嫌悪感となっていきました。
両親のことを多少なりとも疎ましいと思っている自分が情けなくて、悔しくて、腹立たしくて。

両親との向き合い方を少し変えてみたこともありました。


でもやっぱり、こんな事態もあったりしてイライラしたり⬇


この頃から、弟と両親について相談することが増えました。
一度きちんと2人の将来について向き合って、腹を割って話をしようということになったのです。
2人とも80代後半ですから、いつ何があるかわかりません。
言ってしまえば、50代後半の私たちだって何が起こるかわかりません。

《いざというとき》に慌てなくて済むように、とことん準備をしようではないか!ということになりました。



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