ほぼ開店と同時に、少し遠い方のスーパーへ買い出しに行きました。
今日は久しぶりに餃子を作ることにしていて、そのスーパーで売っている皮がおいしいからです💖
近くのスーパーよりはるかに品揃えもよくて、ついついたくさん買い込んでしまいました。
上手に使っていかないと🎵
その後、夫と私それぞれに用事がありましたので、街まで出かけてきましたよ🚃
さすがにこの暑さでは5km歩くのは危険そう…軽い熱中症の前科もありますしね(^_^;)
出かける頃から、雲行きが怪しいな…と感じてはいました。
案の定、用事を済ませて建物から出るたびに道路が濡れていたり、雨がぱらついていたりという不安定なお天気☔
念のためにと持っていた折りたたみ傘が役に立ちました。

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弟と私が父の言葉に傷ついたり、心の痛む思いをしたりしていた7月。
それでも、放置するわけにはいかないからと、弟と私は電話やメールで作戦会議を繰り返していました。
どのように話を進めていけば、父が少しでも穏やかに私たちの言葉に耳を傾けてくれるのか。
こんなところで無駄な時間をかけたくないよね…と愚痴りつつのやり取りでした。

お父さんとしては、親の心理から子どもに対しては上位にいたいという感じなのかも。
子どもから押し付けるようなことを言われたくない、自分で決めたいという感じ。
気持ちはわかるけど、言い方には気を遣ってほしいところもあるよね。

そうそう、私も思う。
やっぱり子どもより優位に立っていたいのかなって。
本当に気持ちはわかるのだけれど、もう少し言葉を選んでほしいよね。
結構グサッと来ることもあるから…。
あの調子でお母さんとも話しているのだとしたら、お母さんも萎縮してしまうね。
遠慮がちになるのもわかる気がする。
このように推察するのが、私たちにできる最大限の理解でした。
ただ、《家族信託を利用する》という基本的な方向にだけは同意してくれていましたので、そこはさっさと進めることに。
(この頃の父は、まだ渋々という気持ちだったかもしれませんけれど)
母の実印登録の手続きをしたり、登記簿謄本を取得したり、市税事務所へ行ったりという準備は、すべて弟が両親と日程を決めて同行してくれました。
公証役場へも、弟が父を伴って行ってくれることになっていました。
ただ、父には内緒で弟だけが別日に事前相談という形で行くことも、私との間では決まっていました。
こういう状況・希望内容で契約書を作りたいという方針を伝え、その際に確認しておきたい点も解消した状態で、大まかな契約書のアウトラインを前もって確認しておこうということです。
いきなり父と一緒に行って、難色を示されたりすることのないようにするための対策です。
父にも事前に契約のアウトラインを理解してもらった上で同行してヒアリングを受けた方がスムーズだと思うという、弟の意見でした。

こうして、弟と私がタッグを組んで動いている間に、父の気持ちにも少し変化が現れてきたのです。
もともと父は、前回の話し合いがうまくいったと思っており、よい方向に話が進んでいるという印象を持っていると母から聞いていたのですよね。
その状態で少し時間が経過したことで、父の頭の中も整理され、私たちの言っていること、しようとしていることを受け入れる気持ちになってくれたのかもしれません。
ある日父から、今後の行動予定を確認するメールが届きました。
書き出しは『Camomille、〇〇(弟)へ。いろいろとお世話になります。Camomilleや〇〇たちにまで負担をかけ、老後を生きることの難しさを実感しています』というような文面でした。
弟とも、ずいぶん柔らかい表現の神妙なメールが来たね~と話したものです。
そのメールに対し、弟はあえてその箇所はスルーして事務的に返信したとか(笑)。
でも私は、父の変化が嬉しかったこと、この際私たちの気持ちをきちんと伝えようと企んだ(?)こととで、その箇所に大きく絡んで返信しちゃいました📩
- 誰もが通る道だから、私たちに負担をかけるとか迷惑をかけるとか、そういうふうには思わないでほしいこと
- これまでもいろいろなことがあったけれど、家族で協力して乗り越え、笑顔あふれる暮らしをしてこられたことに、私たちはとても感謝していること
- 弟も私も両親の今後の人生が少しでも穏やかで、豊かで、楽しくて、安心・安全であることだけを願っていること
- 弟と2人でいろいろなことを調べ、相談し、大きな失敗をすることのないよう、慎重に段階を踏んで進めていること
- 両親から見るとまだまだ未熟で信頼しきれない部分があるかもしれないけれど、今私たちができる精一杯で動いていること
- 弟や私の提案も、一度は受け入れて検討してみてもらえると嬉しいということ
情に訴える作戦です(*^^*)
文字にすれば、落ち着いて読んでもらえるかな~って。
この返信に対して、父からのアクションはありませんでした。
それでもこの頃から、父と電話をしても声が柔らかく、穏やかになっているのをとても感じるようになりました。
私の話も、最後まで落ち着いて聞いてくれるようになったのは、気のせいではないと思います。
そして家族信託の手続きも順調に進み、公証役場でのヒアリングも問題なく終わりました。
信託口口座の開設、代理人カードの作成、生体認証の登録も先日してきました。
信託契約公正証書も間もなく整う予定です。
弟の大活躍のおかげで、費用も最小限で済みました。
本当に感謝しかありません。
50代半ばのおじさんをつかまえて失礼な話ですけれど、『あの頼りなかった〇〇が…』と思わずにはいられない姉なのでした。
父も、『今日はこんな手続きをしてきたぞ~』と明るい声で報告してくれるようになってきました。
楽しそうな笑い声も交えて、話ができるようにもなってきています。
こうして、両親のこれからの暮らし方を考える上での第一関門、資産管理についての問題はクリアになりました。
とてもスッキリした気持ちです(*^^*)
次は、終の棲家についての問題に取り組むことになります。