昨夜、義母がメモとペンを手に訪ねてきました。
夕方持っていった《かぼちゃの煮物》のレシピを教えてほしいとのこと。
とりたてて変わったレシピではなく、どこにでもある普通の作り方なのですけれどね…。

いつもとおんなじなんですよ~
と言いながらも、レシピを伝えました。…とは言っても、普通のお惣菜ですからねぇ。いつもわりと適当に作っていますので、ちょっと焦りました…。
でも、『おいしかったから~』と言ってもらえたのは、嬉しかったです。
お料理を褒められたということ以上に、義母が『おいしい』という気持ちになったことが…です。ここしばらく、気持ちがふさいで食欲もあまりなく、笑顔も減っていた義母でしたけれど、少しは元気が出てきたのかな?と思ったりして。
義母はとてもお料理上手で、もちろんお料理大好きな人です。いまだに新聞のお料理メモを切り抜いて集めたりしています。ですから、『料理が好きなんだから、多少気持ちがふさいでいても、料理をすれば元気になるよ!』と思ってしまう夫の気持ちがわからないでもありません。
でも、だからこそお料理をする気力がわかなかったり、メニューが思いつかなかったりすることがかえって辛いのだと私は思っています。私自身にもそういう時期があって、そのことが何よりも辛かったから。
頼まれない限り、手を出す必要はないのではないかという夫と、お野菜のお惣菜ひとつでもあれば、気が楽になるのではないかと思う私。どこまで手助けをすればよいか、相変わらず迷い続けています。
多分、これが正解というものはないのでしょうね。
臨機応変にやっていくしかなさそうです。
camomille家の夕食でも、同じ《かぼちゃの煮物》を食べました。
確かに、ワタシ史上3本の指(あとの2本を覚えているのか!?)に入るおいしさでした♪
でもね~。
本当にいつもと全く同じ作り方でお料理したのですよ。
ですから、多分かぼちゃそのもののがおいしかったのだと思います。
ま、理由はどうあれ、おいしいに越したことはありません。
めでたし、めでたし!