七十二候 『蟋蟀在戸』
10月18日頃から22日頃までは、七十二候では『蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)』。
2019年は10月19日からとなっています。
七十二候のうちの第五十一候、二十四節気『寒露』の末候となります。
《キリギリス(秋の虫)が戸口で鳴く時期》という意味、昔はコオロギのことをキリギリスといったようです。
江戸時代の貞享暦では『蟋蟀在戸』を「こおろぎとにあり」と読ませています。
コオロギとキリギリス
虫が苦手な方にとっては、《とんでもないわっ》というお話ですけれど、コオロギとキリギリスの区別、つきますか?
(写真などはありませんのでご安心を…)
どちらも同じバッタの仲間、ざっくり言うとコオロギは茶色、キリギリスは緑色…でしょうか。
キリギリスの方が細長い体をしていますよね。
どちらも、声はすれども姿は見えず…で、めっきり見かけることはなくなってしまいました。
キリギリスの鳴き声は『ギーーッ、チョン』という感じですね。
コオロギは種類によって鳴き声も異なっているようで、『蟋蟀在戸』で想定されている蟋蟀は、『リーリーリー』と鈴のような音色を響かせる、ツヅレサセコオロギだと言われています。
季節的にはどういう時期?
本格的に秋になる…という頃ですね。
実際、最近冷え込む日が急に増えてきました。
『秋の夜長』という言葉もあるように、夏の夜が短いせいか、夜の長さを感じます。
「リーリーリー」というコオロギの声を聞きながら、静かに読書や趣味の時間を持てたらすてきですね。
栗や梨など、おいしいものもたくさんある季節です。
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本当に、コオロギもキリギリスも
見かけることがなくなりましたね。
それでも、夕方になると「リーリー」と
どこからかコオロギの声が聞こえてきます。
朝晩も冷え込むようになり、日が落ちるのも早くなって、
やっと本格的な「秋」ですね(^^)
camomilleさんの「七十二候」とても勉強になります。
これからも楽しみにしています(^^)/
つぶあんこさん
秋の虫は、声だけ聞いているのが平和かもしれません(*^^*)
姿は見えなくてもいいかなぁ…と。
本当に、あっという間に日が落ちる時間が早くなりましたね。
そして、朝はなかなか明るくならなくて。
暑さから解放されてバンザイですけれど、寒くなるのも早すぎますね。
七十二候は私もまだそれほど詳しくはないのです。
ですからお恥ずかしいのですけれど、ちょっとずつ知ったことをノートに書き留めていて、
それをブログに書いている感じです。
少しでも楽しんでいただけると嬉しいです。