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二十四節気『霜降』・七十二候『霜始降』

二十四節気 『霜降』

10月23日頃は二十四節気の『霜降(そうこう)』です。
2019年は10月24日となります。
二十四節気としては、秋の最後の時期となる言葉ですね。

秋も終盤に近づき、霜が降りる頃のことを言います。
まさに文字どおりですね。
北国や山間部からは『初霜』の便りが届き始めます。
…とはいえ、霜が降りるのはまだまだ先という地方も多い時期ですよね。

時折『時雨』が降ることもでもあり、一面緑だった山々も美しく紅葉した木々に彩られていく時期でもあります。
秋は『山粧う(やまよそおう)』という言葉でも表現されます。

七十二候 『霜始降』

10月23日から27日頃までは、七十二候では『霜始降(しもはじめてふる)』。
2019年は10月24日からとなっています。
七十二候のうちの第五十二候、二十四節気『霜降』の初候となります。

読んで字のごとく、《霜が降り始める時期》という意味で、北国では初霜が見られる頃ではありますけれど、歳時記では『初霜』は冬の季語となっています。
この時期に霜が降りるところは、まだ少ないのでしょうか。

昔は霜も雨や雪と同じように空から降ってくると思われていたようで、《降》という字が使われているのはそのためだと言われています。

秋の霜は一晩のうちに農作物に大きな被害をもたらします。

秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)

秋の厳しく冷たい霜と夏の厳しく照りつける太陽
 ⇒ 刑罰・権威などが極めて厳しく、また厳かなことのたとえ

こういう言葉からも、秋の霜の与える被害の大きさに思いを馳せることができます。

昔はそういうことで《一年が経った》ということを強く意識したのかもしれません。
《星霜》《露霜》《歳霜》などはすべて《年月》という意味を表すことからも想像できますね。

霜は花にもたとえられます。
雪の結晶を《六つの花》と呼ぶのに対し、霜の結晶は《三つの花》と呼ばれるのだそうです。

私のように都市部で生活していると、霜に注目することはあまりありません。
生活に大きな影響を与えられることも、まずありません。
でも、季節を表すこうした言葉から、《霜》が今よりずっと生活に密着したものであったのだろうと思います。


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