今朝10時過ぎ、ウォーキングとお買い物を同時に済ませようと商店街を歩いていましたら、ランドセルを背負った女の子を見かけました。

あぁ、ランドセル…久しぶりに見るなぁ
うちにはもう小さな子どもはいませんので、とりたてて意識していたわけではありませんでしたけれど、何だかとても新鮮で。
もう、学校が再開したのかしら?と思ったのですけれど、その子は小学校の方向から歩いてきましたので、多分下校途中。6月1日の学校再開に向けて、登校日のようなものを設けたのかな…と勝手に想像しています。
学年を分けて、1クラスも複数のグループに分けて、できるだけ少ない人数でごく短い時間だけ登校する…そんな形。
来週からの学校再開、どういう形で実施されるのでしょうね。
最初は分散・短時間登校から徐々に通常に戻していくのかな?
先生方もヒヤヒヤしながらの再開になることでしょう。
ただ、この学校再開を待ち望んでいた子ばかりではないのだろうなとも思います。
嬉しい! 楽しい! お友だちに会える!と心から思える子は幸せですね。
でも中には、これまでも様々な理由で学校に行けなかった子、がんばって行ってはいたけれど本当は行きたくなかった子もいることでしょう。
そういう子どもたちにとっては、辛い学校再開になってしまうのかもしれません。
今回の休校措置でオンラインでの勉強方法がかなり進んだのではないかと思います。教室で授業を受けているのと同じように、双方向で勉強ができる方法であったり、オンラインで出された課題をオンラインで提出するような方法であったり。
中にはプリントを郵送するようなアナログな方法しか取れなかった学校もあったのかもしれませんけれど、少なくとも私が見聞きする限りではICT教育を進めざるを得なかった今回の状況は、マイナスばかりではなかったと思うのです。
さまざまな理由で学校に行けない、行きたくない…でも勉強はしたい。
そういう子どもたちのために、オンラインでの授業がもっと工夫され、普及したらいいのになと思います。
息子たちが中学生の頃のことを思い出しました。
どちらの息子のクラスにも、起立性調節障害に苦しむ友人たちがいました。
やる気がないわけでもなく、怠けるつもりでもないのに、朝起きることができないために学校へ行けない。
お昼近くになると、体調が回復してくる日も多いけれど、教室に入りにくい。
でもどの友人も勉強はしたいし、みんなに遅れたくないという気持ちもあって、体調のよい時は学校へは行けなくても家で机に向かっていたそうです。
他にもいろいろな事情のあるお子さんがいるでしょう。
せっかく今回、さまざまな機関や先生方が工夫してしのいできた新しいやり方を、そういう子どもたちのために残し、さらに進化させてほしい。
それによって救われる子も少なからずいるのではないかな…そう思いました。
私自身、あまり学校が好きではない子どもでした。どうにかしてお休みできないかと日々考えていました。
ですから、オンラインで授業を受けてもいい日が半分でもあったら、ずいぶん気が楽だっただろうなと思います。
だからこんなことを考えてしまうのかもしれません。
どのような形にしろ、来週から学校が再開されると、かなり《日常》が戻ってくる感じがしますね。
登下校の時間に子どもたちの声が聞こえてくるだけでも、空気が明るくなりそうです。
どうか第2波なんて、やってきませんようにと願うばかりです。
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