ピーターラビットのティーコゼを仕立てる前に、練習のつもりで作ったティーコゼがあります。
プレゼントする相手が母とは言え、ぶっつけ本番で仕立てるのはちょっと怖かったのです。うまくできなくても、自分で使うことにすればいいかな~と。ちょうど我が家のティーコゼも古くなってきていましたし…ね。
ティーコゼ1作目は、こんな風にできあがりました。
☆ スイーツのクロスステッチ
☆ ヴェロニク・アンジャンジェ
こちらもちょっと拡大してみますね。
実はこれ、ちょっと失敗しています。よく見るとおわかりかと思うのですけれど、ケーキの図案の方、白い布の周囲の縦のステッチをかけ忘れてしまったのです…。このステッチがある方がいいのか、ない方がステキなのかという話はさておき、2つの面の仕上げ方が異なるというのはどうも落ち着かないですよね。
しかも気づいたのが『やった~!できた~♪』と最後の糸を始末して手に取った瞬間でした。やっちゃった~と落ち込む私…。でもこのティーコゼ、内側は別の布で作ってあるのです。下の方に見えている無地の布は、内側の布を折り返してアクセントとしてつけたもの。パイピングより幅広にしたいと思って工夫してみたところなのですね。ですから、表側から全体にステッチをかけるとおかしなことになってしまいます。修正不能…。
まぁ、仕方ない…本番では気をつけましょうと気持ちを入れ替えることにして完成です。
さてこの図案ですけれど。
書店の刺繍コーナーで一目惚れして購入した本からステッチしました。ヴェロニク・アンジャンジェさんという方、人気のある有名な作家さんだということを、後になって知りました。いろいろなステッチャーさんのブログを読ませていただいているときに、なんてかわいらしい図案なのでしょう!と思って検索した覚えがあります。
掲載されているすべてのステッチをするなんて、とてもとても無理な話です。でも眺めているだけでもほんわかと楽しい気分になれます。
この中からまた何かステッチをして小物に仕立ててみたいな~と、時折手に取っては眺めます。実際は、他にもキットやチャートの在庫をたくさん抱えていますのでなかなか難しいのですけれど。