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寂しいお知らせ

小学校1年生の時の担任の先生に、ずっと年賀状を出し続けています。
かれこれ半世紀になりますね。

とにかく給食が苦手で、そのために学校へ行きたくないと思うような子どもだった私。
当時は、給食を残すことはいけないことでしたから、本当に辛かったのです。
先生からすると、ある意味手のかかる子どもだったのではないかと思います。
2・3年生の頃は校内でお会いすると声をかけてくださいました。
いろいろと気にかけてくださっていたのだと、今ならわかります。

4年生になるタイミングで転校し、お会いできなくなってからは、時々近況報告の手紙を書いたりしていました。
必ずお返事をくださって、励ましてくださって嬉しかったことを覚えています。
お手紙のやりとり自体はだんだん間遠になって、進学・就職・結婚など節目のときくらいになっていきました。
それでも年賀状でその年の報告をし、新しい年の抱負などをお伝えするのは変わらず続いていたのです。

私が40代になった頃、ふと思いました。
『先生って、おいくつくらいなんだろう?』
小学校1年生のときの先生のお顔のまま、そのお顔の先生宛に年賀状を出していたのですよね。
そして先生の方も、私はいつまで経っても小学校1年生のイメージだったのでしょう。
結婚した頃にいただいたお年賀状も、ひらがな多めのものでした(*^^*)

先生から最後にお年賀状をいただいたのは3年前、そのときには《もう一度古典の勉強をしています》と書かれていました。
背筋がピシッと伸びた気がしたのを覚えています。
私も勉強しないと!って。
その翌年からお年賀状が届かなくなり、体調でも崩されたのかと心配してみたり、さすがにご高齢でもう年賀状をおやめになったのかと思ってみたりしていました。

今年もやはりお年賀状は届きませんでした。
そして今日。
見覚えのない差出人、でも見覚えのある住所からの寒中お見舞いのはがきが届きました。

先生が昨年亡くなられたというご挨拶状でした。
もう1年近くも前のことのようです。
そして、先生が私の両親より少し歳上でいらしたことも初めて知りました。

いつかはこういう日が来るのですよね。
でも、一瞬気が遠くなるような感覚に陥りました。
先日来、大荒れだった私の心…少し凪いできているような気がし始めたところだったのですけれど、だからこそなおさら心の奥深くまで悲しさが押し寄せてきました。
幼い頃の私を知っていてくださる方が、ひとりいらっしゃらなくなった…。
何十年もお会いしていなくても、こんなに寂しいのですね。
O先生、ずっと見守ってくださってありがとうございました。

先生のご冥福をお祈りします。


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